2017/03/08 Wed
文化
みんな大好き!マントゥ
キルギスでは相変わらず寒い日が続いていますが、日本の皆様はいかがお過ごしでしょうか。
こんな寒い日は無性に日本の肉まんが食べたくなります。
日本だったらコンビニに行けばあったかい肉まんがありますが、ここキルギス・タスマ村にそんな便利なお店はありません。
でもね、今日のおうちの夕飯は美味しいマントゥでした。
そこで今日は肉まんに負けないくらい美味しいキルギスのマントゥという食べ物の話をします。
マントゥは餃子の皮のようなもので、細かくした肉と玉ねぎ、ジャガイモを包んで蒸した料理です。
肉は牛肉か羊肉です。
たまに、ヤクの肉や馬の肉を入れたりします。
また、季節によってジャガイモの代わりにニラを入れたり、カボチャを入れたりします。
ちょっと肉まんに似ているかな?似てないかな??
ほとんどのキルギスの家庭はこのマントゥを皮から手作りします。
私のホームステイ先ももちろん手作りです。
まずは小麦粉に水と塩を入れ、カムルと呼ばれる皮を作ります。
これを麺棒で伸ばしていきます。
このときに厚さを均等に伸ばしていくのがポイント。
ホームステイ先のお母さんは必ずこの作業は自分でやります。
マントゥの中身作りは根気がいります。
キルギスではいつお客さんがきてもいいように1回の食事でもたくさん用意します。
いつもボールいっぱいマントゥの中身を作らなくてはいけません。
この部分から私も手伝います。
肉と玉ねぎとジャガイモを切るのに1時間程度はかかります。
ひたすら細かく切って切って切りまくります。
そのあと、先ほどの小麦粉の皮でそれを包んでいきます。
私はこの作業がいちばん好きです。
キレイに包めるとちょっと嬉しくなります。
ちなみにこの包み方、家庭によって異なります。
包み終わったマントゥはマントゥカスカンと呼ばれる蒸し器のようなもので蒸します。
これで、美味しいマントゥのできあがり!
ご馳走様でした!!
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