JICA海外協力隊の世界日記

サーミヤコーチのスーダン滞在日記

活動先紹介⑦サバビ特別支援学校

アッサラームアライクム!(こんにちは)

今回は私の活動先⑦である、

サバビ特別支援学校をご紹介します。

ここは、障害児・者支援の井上隊員が配属されている学校で、

週に1度、自閉症やダウン症児を中心に、

体を動かすアクティビティをさせていただきました。

ダウン症の子どもたちは、

真似して動く遊びや、サッカーのドリブル、

バレーボールのオーバーハンドパスなど、

できることがたくさんあり、

やり方だけ教えてみて、あとは好きに遊んでもらう

ことを優先しました。

ダウン症の子どもたちは筋肉を自由に動かしにくいため、

平衡感覚などを養うためにも、

幼いころの運動はとても大事です。

自閉症の子どもたちは、

はじめに椅子に座ってボールをキャッチ、投げる、

という動作を練習しました。

立ってやると、落ち着かず、

ボール遊びに集中できないためです。

最初は目をつぶってしまって、

なにもできなかった子どもも、最後には立った状態で、

手で挟んだキャッチができるようになりました。

一言にダウン症、自閉症といっても、

子どもたちの個性は本当にそれぞれ。

おとなしい子もいれば、

アクティブな子もいるし、

明るい子も、落ち着いている子もいます。

みんな、それぞれの速度で成長している。

スーダンは障がいの有無関係なく、

お互いに助け合うことが普通なので、

良い意味で障がいを特別視していないような気がします。

貴重な気づきの機会を与えてくれた、

同期の井上隊員に感謝です。

今回も読んでいただいてありがとうございました。

次回は活動先⑧ソメイヤ・ハリーマ小学校をご紹介します。

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