2019/05/27 Mon
人 活動
活動先紹介⑦サバビ特別支援学校


アッサラームアライクム!(こんにちは)
今回は私の活動先⑦である、
サバビ特別支援学校をご紹介します。
ここは、障害児・者支援の井上隊員が配属されている学校で、
週に1度、自閉症やダウン症児を中心に、
体を動かすアクティビティをさせていただきました。
ダウン症の子どもたちは、
真似して動く遊びや、サッカーのドリブル、
バレーボールのオーバーハンドパスなど、
できることがたくさんあり、
やり方だけ教えてみて、あとは好きに遊んでもらう
ことを優先しました。
ダウン症の子どもたちは筋肉を自由に動かしにくいため、
平衡感覚などを養うためにも、
幼いころの運動はとても大事です。
自閉症の子どもたちは、
はじめに椅子に座ってボールをキャッチ、投げる、
という動作を練習しました。
立ってやると、落ち着かず、
ボール遊びに集中できないためです。
最初は目をつぶってしまって、
なにもできなかった子どもも、最後には立った状態で、
手で挟んだキャッチができるようになりました。


一言にダウン症、自閉症といっても、
子どもたちの個性は本当にそれぞれ。
おとなしい子もいれば、
アクティブな子もいるし、
明るい子も、落ち着いている子もいます。
みんな、それぞれの速度で成長している。
スーダンは障がいの有無関係なく、
お互いに助け合うことが普通なので、
良い意味で障がいを特別視していないような気がします。
貴重な気づきの機会を与えてくれた、
同期の井上隊員に感謝です。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
次回は活動先⑧ソメイヤ・ハリーマ小学校をご紹介します。
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