JICA海外協力隊の世界日記

世界一暑い国の空から…

35.髪を切る。それだけで...。

こんにちは。ジブチ派遣の遠藤浩之です。

今回はジブチでの生活「散髪」についてお伝えします。

協力隊の皆さんは一体,伸びてきた髪の毛をどうしているのでしょうか?

自分で切る。隊員同士で切る。2年間切らない。などなどいろいろ選択肢はあるかと思います。

私の場合…

現地人化を図るため「現地の床屋に行く」という選択です。

当初は自分で切る(いわゆるセルフカット)をしていました。

1回目はうまくいったのですが,2回目は調子に乗って思いっきり切ったら大失敗となりました。

写真をお見せできないのが残念。本当にひどい有様でした。

ひどかったのは後ろ髪で,自分では気づかなかったのですが,活動先で同僚が

「ヒロ。それはマズイ‼」といった感じで教えてくれました。

すぐさま後ろ髪を写真にとって見せてくれました。

「急いであそこの床屋に行ってきな‼」

と言われ,CDC(地域開発センター)に来ていた大学生が付き添ってくれて,床屋に向かいました。

ちょっと勇気がいりましたが,

「これもジブチ人に近づくため。」

「ジブチ人になるため。」と思い,

むしろ「これでジブチ人にまた近づける」

という喜びを胸に鏡越しに散髪を見守りました。

バリカンで思いっきり刈り取られ,さっぱりとしました。

人生で二度目の坊主。

まぁ,暑いジブチですので,さっぱりしてよかったです。

お値段はなんと200ジブチフラン(125円位)。

ちなみに西洋人向けのおしゃれな理髪店もジブチにはあります。

まだ行ったことがないのでよくわかりませんが。

他にも1000ジブチフラン(625円位)カットのお店もあるとか。

よし,これでまた一歩ジブチ人に近づけました。

CDCに戻るとみんなから大変好評でした。

髪を切るだけですが,

現地に溶け込むと見えてくるものがあります。

現地の人が教えてくれることがあります。

活動も進めやすくなる(気がします)。

残り1年を切った任期でどこまでジブチ人になれるか。

私の挑戦はまだまだ続きます。

昨年11月の散髪のお話でした。

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