JICA海外協力隊の世界日記

藤田久輝の草原放浪記

レッドコードセラピーについて

こんにちは。

たまには本職である理学療法について紹介したいと思います。

配属先にはレッドコードというリハビリテーション機材が導入されています。

レッドコードとは、1990年代にノルウェーで開発された医療用スリングのことです。

上から吊り下げた赤いロープで患者を支えて、負荷を調整しながらリハビリテーションを行う機材となります。

対象は幅広く、脳疾患・整形外科疾患・アスリートまで使用することができます。

日本の一部の病院でもこのレッドコードが導入されており、この機材を主にリハビリテーションをする理学療法士も存在するようです。

モンゴルでは私の配属先と数カ所の病院にしか設置されていないらしいです。

なので配属先では大きく宣伝しております。笑

私なりの考えでは、この機材の最大のメリットは負荷を細かく調整できることです。

簡単なリハビリテーションにも、きついリハビリテーションにもできるので、とにかく対象が幅広いことです。

デメリットは、医療従事者にレッドコード専門の知識が必要なことと、設置場所でしかリハビリテーションを行えないことです。

残念ながら、私は今までレッドコードについては全く触れたことがなく、名前を知っている程度でした。笑

それでも同僚達からはレッドコードをしてくれ!と懇願されるので、できる範囲で調べた内容を実践しています。

専門的な理学療法士ならもっとできたのかなぁ、と思っています。笑

そして、設置場所でしかリハビリテーションが行えないのは、最大のデメリットな気がします。

最近は、患者が自分の症状を管理することが推奨されており、我々理学療法士は、その補助をするのが主流です。

その症状の自己管理にはもちろん個人リハビリテーションも含まれますので、その指導も必須となりますね。

というわけで、レッドコードについての紹介でした!

ではまた!!!

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