JICA海外協力隊の世界日記

Officialヨルダンdism

死海でバタフライ!

※絶対にマネしないでください。

こんにちは!

福山傑です!

ヨルダンにはちょっと変わった湖、

死海

が存在します。

塩分濃度はなんと約30%!

海水の約10倍!

醤油の約2倍!

浮き輪がなくてもプカプカと体が浮くんです!

私は心も体もウキウキでした。。

さらに死海がある場所は、

世界で一番低い場所でも知られています。

海抜約-430m

そのため酸素濃度が高く

美容にも効果的だそうです。

濃い酸素を吸って、

コスメにも使われている死海の

天然ミネラルに浸かり、

全身天然泥パックまでしちゃって、

お肌プルプルになっちゃいます。

機会ががあれば是非来てみてください!

image_6483441 (4).JPG

そんな死海に行って、

プカプカ浮いた後に

水泳を長い間してきた人間として、そして

ヨルダンで水泳に関わっている人間として

泳ぎたい!!

と血迷い、いや、血が騒ぎました。

近くのスタッフに泳いでいいかを確認し

完全にフィットするゴーグル、

息を口と鼻から吐き続ける泳ぎ方で

バタフライ

を泳ぎました!

ここまで綺麗に泳いだのは

世界初かもしれませんねえ!

高い塩分濃度のため生物が生息できず、

「死海」という名前の由来になっているのですが、

もしかすると私は生物界において死海で

生活できる存在に一番近いかもしれませんねえ!

もう、二度と泳ぎませんが!!

泳いでみて気づいた事もありました。

泳ぐ前は、体が浮いて水面を滑るように泳ぎ、

世界新記録が出るんじゃない⁉

と思っていたのですが、

キックはスカスカで蹴り込めないし

感覚もふわりふわり、と死海でのバタフライは

本当に蝶のように舞ってしまいました。

Butterflyは木村カエラさんのように

甘いもんじゃないんですよねー。

蜂のように舞い

蜂のように刺す

ってイメージなんです。

今まで選手として培ってきた水泳における

トレーニングは真水で速くなるために

すべてに意味があって、理に適ったことを

やってきたんだ。と感じたと同時に、

今ヨルダンで行っている水泳の指導も

選手が速くなるための指導で間違っていないんだと

自分の指導に自信が持てました。

ただ、自信と過信は紙一重ですから

見つめ直すことも忘れず、

落ち着いて活動していきます。

次回死海に行く際も落ち着いて

リラックスして浮き、

美容の為だけに行きたいと思います。

皆さんも是非!

そしてもう一度、絶対にマネしないでください。

目に水が入ったら大変危険ですからね。

死海視界も良好だった。

って思って帰ってもらえたら嬉しいです。

お後がよろしいようで。。

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