JICA海外協力隊の世界日記

インドネシア日記~ソロ活動中~

#5 決戦は金曜日

こんにちは!

今回は私の配属先でおこなわれている活動について紹介します。

決戦は金曜日」、そう、私の配属先では、毎週金曜日の朝に決戦と呼ぶにふさわしいイベントがおこなわれているのです!

始業と同時に、利用者、同僚がグラウンドに集合し、身体機能の維持、向上のため皆で運動をしています

まず準備体操を行った後、爆音の音楽を流しながら、エアロビクスズムエクササイズでダンスのようなもの)をします。

このエアロビクスは老若男女問わず参加することから、誰でもできる簡単なものだと考えていましたが、想像をはるかに上回る…まさしく私にとって決戦だったのです…。

爽やかな気分で朝7時30分からスタートしますが、プログラムの後半になると、参加者の半数ほどが動きを止めてしまいます。なぜでしょうか。私が考える理由は2あります。

理由のつ目は日差しが強く暑いことです。インドネシアは日の出すぐにめちゃくちゃ暑くなります。基本的に30℃を超える気温の中で、準備体操を含め、屋外で1時間ほど休憩なしで身体を動かすのです。そのため、プログラムの途中で後ろを振り返ると参加者がごっそりといなくなっています笑。

理由の2つ目は動きが複雑であることです。インストラクターの動きを真似して動くのですが、手と足がついていかないことがあり、集中力を要します。私も何度も動きを間違えてしまいます。

しかし、インストラクターが「頑張れ!」と声をかけてくれるので、私は何とか最後までやり遂げています。

エアロビだけではなく、その後の行事も私にとって決戦なのです。

エアロビを終えた後、みんなで ”あるもの” を一緒に食べます。

運動後、欲するものはスポーツドリンクだと思いますが、私の配属先では水ではなく、上の写真にある " bubur kacang hijau"(ブブル カチャン ヒジャウ)と呼ばれる緑色のおかゆが提供されます。

" bubur kacang hijau "とは緑豆とココナッツミルク、砂糖を混ぜて茹でたもので、「あま~く」そして「あったか~い」食べ物なのです。

" bubur kacang hijau " が提供される理由を同僚に尋ねると、「栄養があるから」とのことでした。

私個人的には真っ先に栄養補給よりも水分補給をしたくなります・・・。

とはいえ、体操を終えた後は、いい汗をかいて、リフレッシュできます。そして、利用者や同僚とも連帯感が生まれます。

今後も毎週金曜日を楽しんでいきたいと思います!

それではsampai jumpa lagi!(読み方は ”サンパイ ジュンパラギ”  意味は またお会いしましょう" )

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