JICA海外協力隊の世界日記

ウルグアイのお天気

もっとも衝撃的だったハプニング

ふと、ここモンテビデオで体験したハプニングが思い出されます。歩道を軽快に歩いていて、上のほうにいた鳥から突然にフンが頭に落ちたこと、いつもと同じように歩道を歩いていたのに、よりによって犬が置いていった大きなフンに足が着いたこと、きれいな広告を眺めながら歩いていて気づいたら、体のすぐ近くで車が急に止まったこと、夕方に部屋の明かりをつけようとして電気のスイッチを入れたその瞬間に、すべての電気が消えて、たまたまその日は、回復方法を知る人が不在で翌朝まで電気のない生活をしたこと、数えたらきりがないほどたくさんのハプニングを実体験したのだと思い出しました。その中でも、とびっきり大きなものが、この写真の日でした。この日は、アパート屋上にある温水タンクの修理があった日で、夕方に帰宅すると、その直後に、台所で大きな噴射のような音がして、温水が噴水のように飛び出てきました。止水栓を探すうちにあっという間に、部屋のすべてが温水プールのようになってしまいました。しばらくして、温水を止め、やっとの思いで床の温水を取り除いたのがこの写真です。おそらくタンクの修理作業後に起きた何かの圧力に、部屋の配管が耐えられずに、ここの台所から溢れ出たのだと思います。結局、部屋の隣にあるエスカレーターは水がかかりしばらく停止になり、アパートの真下の階では水漏れが起きたり、修理が終了するまで水しか出ないので、水シャワーを使うことになったりと復旧にかかった数日間はいろいろなことがありました。さらに、床が乾燥してくると床面にゆがみが出て、部屋の中でつまずくほどに床の木材が突き出てきました。ほんとうに、衝撃的な印象の日になりました。でも、最近は、もっとも衝撃的だったハプニングがこの程度だったことに、むしろラッキーだったのかもしれないと、ほっとしています。---

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