JICA海外協力隊の世界日記

微笑みの国から

スタディーツアー

昨日、御茶ノ水大学グローバル協力センター主催のスタディーツアーに参加する大学1年生、2年生の女子学生グループがNEA(国家雇用機構)訪問に来ました。午前9時から1時間30分、まず、NEAの業務活動内容をカウンターパートであるモリカさんがパワーポイントを使い説明をしてくれました。その後、私、西村SV1年間の活動報告をしました。参加者は国際協力に関心があるので、まず、国際協力に携わる心構え、人間性、柔軟性の大切さについて語らせてもらいました。JICAボランティアを例に挙げ、たった一人の日本人として未知の環境の中で、誰一人知り合いのいない状況の中で、しかも、国民性が違い、文化・習慣が違う環境をどう克服し、自分なりの活動をやり遂げるのか、さらにやり遂げたときの充実感がボランティアとしてどれほどの喜びになるかお話をさせてもらいました。私の活動報告より、ボランティアをより身近に感じてほしかったからです。

その後、モリカさんが、施設を案内してくれました。同じ3階にあるスタジオ、ここでは、毎週NEA業務に関するビデオを作製し、各テレビ局に放映します。1階のジョブセンターでは、この日、大学生対象のソフトスキルセミナーに参加しているカンボジア大学生と短時間でしたが、交流しました。ジョブセンター内で仕事をしているリクルートチームの仕事ぶり、カウンセリングデスク、パソコンデスク、インタビュールームを順番に回り、図書館で、質疑応答をしました。カンボジアの大学生は両親の意見に従って就職する、女子学生が理系の仕事をすると結婚できなくなるからと両親からは反対される、一般的には女性のほうが働き者だという話を聞き、日本の女子大学生は何を感じ取ったのでしょうか。最後に、NEAの建物の前で記念撮影をし、無事、スタディーツアーは終わりました。

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