2019/01/18 Fri
活動
研究報告会と温泉
私の所属する職業訓練庁(SENA)は各種の職業訓練が基本的な役割ですが、数年前から新組織としてSENNOVAが設立され関連する研究開発活動が開始されました。任地ソガモソのSENNOVAでも、鉱山での労働安全衛生、水や環境の管理、測量や建設工事、情報・電気に関する開発、社会的責任という5分野のテーマを掲げて活動しています。
鉱業センターに配属されて間もなく、11月22-23日にソガモソから約20km離れたパイパのホテルソチャゴタでSENNOVAの第一回報告会が開催され、私も参加させてもらいました。ソガモソにあるSENAの鉱業センターと産業センターのSENNOVAでの研究発表や首都ボゴタから招待された大学教授の講演など、興味深いものが沢山ありました。研究発表ではドローンを使った新しい測量技術や金属成分の化学分析方法、自作のロボットの実演などが印象に残りました。講演会場では最前列に案内され、センター長の開会挨拶の中で、大学教授の名前とともに日本から来ているボランティアのセニョール・ハンダと紹介されました。突然だったので大変ビックリしました。


話は変わりますが、パイパは温泉地として有名で、報告会場のホテルにも温泉設備が併設されていました。コロンビアの人たちはよくパイパに保養に訪れるそうです。こちらの温泉は日本と違い水着を着用して入りますが、話によるとぬるま湯で泉質も日本の温泉と異なるため、ずいぶん入浴した感じが違うようです。今回は温泉に入る機会はありませんでしたが、多くの人に「パイパの温泉はいいぞ、一緒に行こう」と誘われているのでいつか報告できることと思います。
今回の新発見は「ソガモソ近くに温泉発見!」でした。
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