JICA海外協力隊の世界日記

これがパラグ愛

「日本の皆さん聞こえますかー??」

帰国間際のこの時期に嬉しいお知らせが。

「今国連の授業やっているんだけど、ちょっと協力してくれない??」

もちのろんです。むしろ待っていました、ありがとう。

自分のいた学校には、お手紙を送っていましたが、もう少し広がりのある活動をしたいしたいと思い続け早2年。やはり、物事にはタイミングがあるのかもしれません。

教育大学時代の友達からは、協力隊とパラグアイについて話を聞きたいので、テレビ電話をしたい。

淡路の同期教員からは、協力隊とパラグアイについて話した短いメッセージを送ってほしい。

との依頼。

ムムム、これは頑張らなければ…。それぞれの目的を聞き、そうような形で対応していきます。

(写真は、アイディアをひねり出そうとしている僕です)

教育大学の友達は、授業でテレビ電話ができる利点を生かし、物を見せたり、リアルタイムでたくさん質問に答えたりしました。

テレビ電話がついた時から、6年生に若干の興奮がみて取れました。

「これだ!!」

と。この子どもの顔を見るために先生をしているのだと改めて気づきました。最高の瞬間です。

イントロは、パラグアイや協力隊について簡単に10分程度説明し、残りは全て質問タイム。

必死にメモをする姿、ワクワクした表情で電話に向かい質問する姿、答えに対しての驚きや納得の声。

そんな姿を見ていたら、僕の興奮も冷めやらぬままあっという間に終了の時間。

あと2時間はできたんじゃないかな笑

(写真は、テレビ電話で質問に答える僕です)

淡路の同期からは、身近な人が海外で活動をしていることを知ってほしいということだったので、パラグアイと日本の違いなどを言いながら、自分の活動について説明しました。冒頭には、小学校名を入れて言いました。私だったら自分たちのためにビデオが届いたら嬉しいなと思いましたので。次の日には、みんなからお礼のビデオが届きました。こちらも、すごくワクワクした表情で話してくれました。

この一回の活動で何が変わるかといったら、変わらないかもしれません。

でも、国際協力について、JICAボランティについて、世界の国について、少しでも子どもたちが興味をもってくれる可能性があるならやるべきなのかなと。それが自分にできることなのではないかと。

当たり前だけど、そんなことを思った2年間でした。これからもこの思いを風化させずに頑張っていきたいと思います!!

協力してくれた先生たち、話をしてくれた6年生の皆さん、本当にありがとう!!

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