JICA海外協力隊の世界日記

これがパラグ愛

観光(トバティ、アトゥラ)

¡Hola! ¿Qué tal?(こんにちは、皆さんはどうですか)今回は、パラグアイの観光情報をお伝えします。

近隣諸国に比べると、派手な観光資源に乏しい印象のあるパラグアイではありますが、今回行ったTobatí(トバティ)とAtyrá(アトゥラ)は、なかなか素敵な場所でした。

首都アスンシオンから、バスで約3時間。ちなみに、バス代は約140円です。いつもこれぐこれぐらいの値段でどこまで連れて行ってくれるのかと驚きます。もちろん現地の金銭感覚がありますので、日本と単純比較することはできませんが…。

トバティは、今までに行った地方の”畑!、牛!、草原!”とは一味違い、岩山が散見しています。何か面白いことが期待できそうな雰囲気です。ホテルで話を聞くと、ガイドの知り合いがいるので、山歩きができるとのこと。行った当日に参加できるなんてラッキーです。日本と違って、ネット上でなんでも情報が手に入るわけではないので、行き当たりばったりも多いのです。

さて、山歩きは、ガイドさんが道無き道をビーチサンダルとテルモ(ポットです)という装備で、どんどん突き進みます。気分はインディジョーンズです。ずっとテーマ曲が頭の中を巡っておりました(笑)頂上からの景色がこちら。風が体の火照りを取り除き、眼下の植物や地平線は、頭や心を真っ白にしてくれました。そして、ハンモックに寝転がって、フォトジェニックな風景でしょう?もう一枚は、別ルートでの下山風景。もう崖です。お客さんの要望に合わせてルート(と言えるのかは怪しい)を変更してるのも専属の現地ガイドさんならでは!ちなみに、ガイドさんは私たちを道まで送り、また山に消えて行きました。

アトゥラでは、マリアネラという教会を含む施設を見学。その後、お祭りへ。芝生、小川、木陰とこちらも自然たっぷり。郊外の自然公園にきた感じです。ここでも、アサード(こちらのバーベキューのようなもの)をお腹がパンパンになるまで食べ、パラグアイ音楽の生演奏を聴き、木陰でひたすらのんびりしました。日本でこんなにゆったりした時の流れがあったでしょうか?(いや、ない)と反語を使いたくなるような時間でした。もちろん、どちらがいいというつもりはありませんが、貴重かつ必要な体験であったと思います。

その後は、革のお祭りへはしごです。以前の記事にも書いたようにパラグアイは革製品もたくさんあります。せっかくなので、お揃いのテレレを飲むコップのキーホルダーと、自分用におしゃれサンダルを買い、大満足で帰途へつきました。

様々な活動もとても楽しかったのですが、今回3人で話していたのは、「とにかく人が優しい」ことでした。パラグアイの人がそういう傾向なのですが、ここで出会った人は、とにかく飾り気のない思いやりというか本当に心からしようと思っているのだなと感じました。日本のような高品質のサービスではありません。でも、遊びにきた友人のように、気兼ねない優しさがありました。そんな風に素敵な思い出をくれた、ホテルの人たち、ツアーの人、アイス屋さん、隊員さんの知り合いとその親戚の人たち、お祭りの係の人たち、バス会社の人、全ての人たちに感謝です。

さて、小恥ずかしい文章になってしまったので、今回はこの辺で。では、¡Hasta luego!(またね)

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