JICA海外協力隊の世界日記

エジプト便り

ラクダ市場

前回に引き続きラクダの話題です。

エジプトに野生のラクダは存在するのか?

→厳密には、まだ解明できていませんが、聞いたところによると存在しません。

ではラクダはどこから?

→スーダンからの輸入がほとんどです。

では、ラクダはどのように入手するのか?

→ラクダ市場!

ということで、ラクダ市場へ行ってきました。

ラクダ市場と聞くとどのような場所を想像するでしょうか?

市場でラクダを飼育しているわけではありません。

どこからともなく、トラックに乗せて連れて来られた無数のラクダたち。

順番に競りにかけられます。

あちこちから、ガラベイヤ(アラブの男性用民族衣装)を着た男性達の声が聞こえます。

「10!10!」「20!」「50!」

と、競りの声が聞こえます。

最低価格は約20000エジプトポンド、日本円で8万円~10万円

ラクダは購入するまで何度も、健康チェックが行われます。

身体を棒で叩かれ、頑丈さをアピール。

座らせて、口を開けて歯の強さをアピール。

大きさ、健康さ、様々な試練をくぐり抜けて、やっと購入者の元へ。

購入者は、大量の(1台のトラックに5~6匹)ラクダを乗せて、去って行きました。

※2020年頃にピラミットでのラクダによる商売を禁止しようという動きがありました。その背景はラクダへの虐待。

ピラミットでラクダを強く叩く様子は、さほど見られませんが、ラクダ市場では強く叩かれ怪我をするラクダ、衰退して立てなくなるラクダの姿もありました。

また、ラクダが逃走しないように前足を縛ったり、棒で威嚇したりする姿も多々。

子どもがラクダ市場で働く姿も。

ラクダ市場内での、一部の場所では、カメラを向けると「叩いているから撮らないで」と言われました。

理想と現実は難しいですが、エジプトのリアルな現状を知ることができました。

ラクダたちが今後のラクダ生を幸せに生きられることを願いながら、ラクダ市場を後にしました。

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