2023/03/31 Fri
カーニバル 文化
Vol.10 南米三大カーニバル
みなさん、南米三大カーニバル知っていますか?
まずブラジルのリオでしょー。次にペルーのインティライミ。
あれ、あと一つ何だろう。。?
最後の1つ、実はボリビアなんです!その名も
~オルロのカーニバル~
一ヶ月も前のことですが、、今年は2月18,19日の2日間にわたり行われました。
開催地オルロは任地ラパスからバスで3時間程離れている所になります。
今回弾丸で行ってきました。その様子をレポートいたします♪
到着すると大勢の人で大混雑!!カーニバルは早朝から翌日の明け方まで続きます。
数十種類もある踊りに目が離せない!!それぞれ振付や衣装も特徴的で、踊りにストーリーがあったりします。
まずはオルロ発祥の、ディアブラーダ。悪魔の踊りです。クマも悪魔。夜は衣装もイルミネーション付きで火をふいたりもします。
モレナダ、ボリビアの民族舞踊の代表です!植民地時代に鉱山や農園で働かされていた黒人奴隷をモチーフにしています。
そして私が好きなのがカポラル。こちらは黒人奴隷の監督官の踊りだそう。華やかな衣装にダイナミックな振付で、観客も他一倍盛り上がります。
カーニバル期間は4日間の連休!
初めの2日間でオルロのカーニバルが終わると任地ラパスでも、ラパス版カーニバルが行われます。その様子がこちら!
カーニバルの行われる街の中心地では、子どもから大人まで泡スプレーと水の掛け合いです。これもカーニバルの特徴の一つ。
任地の首都ラパスでは、カーニバルを含め、このような大規模なダンスパレードは年に3回行われます。実は、このダンスパレードには誰でも参加できるんです!私も昨年10月、ダンサーとして参加してみました。
サヤというアフリカにルーツのあるアフロ系ボリビア人の踊りです。打楽器による生演奏にアフリカ調の歌、他とはまた一味違った空気感のある踊りです。
当日は休憩を挟みながらも3時間近く踊り続けます。踊り切った後は足がもう動かず身体はクッタクタ。それでも大勢の観客からの歓声を浴びながら、ボリビアの踊りの文化を体験するのは素晴らしい経験でした。
ボリビアでは踊りが人々の生活に染みついているな~と。
この国の好きなところです。
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