2015/12/26 Sat
活動
ブータン柔道ジャーニー in シンガポール③
西洋と東洋をつなぐ貿易の中心地として栄え、中国、インド、マレー系の人々と外国人居住者が共存し、アジアの中で最も国際色豊かな国と言えるシンガポール。険しい山々に囲まれ、長年鎖国政策をとってきたブータンとは、ある意味対照的かもしれません。それは今回の柔道大会の会場の様子を見ても明らかでした。写真には撮っていませんが、中にはヒジャブという頭を覆う布を着用したまま柔道の試合をするムスリムの女子選手もいました。
さまざまなバックグラウンドをもつ柔道少年・少女たちと合同練習や試合で親睦を深め、シンガポールの代表選手にも胸を借りました。
ホームステイや観光もアレンジしてもらって、今までに見たことのないもの、食べたことのないもの、知らなかった世界をたくさん経験し、生徒たちにとってはあっという間の1週間だったのではないかと思います。
滞在中にいろいろと世話を焼いてくれた二人の高校生、ダレンとジェレミとは特に親しくなったようです。帰りの空港でも、姿が見えなくなるまでずっと手を振ってくれました。柔道をしているかぎり、彼らはまたどこかで会うことができるでしょう。柔道の旅は、まだ始まったばかりです。
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