2018/05/02 Wed
同期 活動 食べ物
同期の訪問


日本食を伝承する活動で派遣の小笠原ボランティアがイペランジアホームを訪問してくれました。日系の老人ホームへの料理指導ですが、対象職員は現地のブラジル人=ポルトガル語での指導を引き受けてくれました。レシピもポルトガル語バージョンを作成していただき、準備万端。同期の協力は本当にうれしいものです。


献立はホームからの希望で常備食材の豆腐、卵、葉物野菜を使った料理を依頼。高齢者に食べやすい形態の提供を配慮して決まった献立は麻婆豆腐、かに玉、白菜のお浸し及び味噌汁の味付け確認、3時のおやつにはリングドーナッツ、5品を指導いただきました。どれも初めての料理なので調理員さんは興味深々の様子です。豆板醤やかに玉のあんかけは馴染みのない味付けですが、私に「次回作る時は手伝ってね」と、おさらいをしながら定着していきそうな好感触です。入居者さんも新メニューを喜んでくれました。


外国の老人ホームにおいての日本食の提供は大変難しい課題ですが、ホームでは毎日の昼食と夕食に主食には白ご飯、味噌汁をお出しして、主菜副菜にも和風の味付けを施し、日系施設らしい食文化の提供に努めています。
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