JICA海外協力隊の世界日記

井上幸一のクルシェヒル滞在日記

温かき 人の情けと テルメの湯 名残は尽きぬ 我がクルシェヒル

今年はテロ等の影響でトルコの観光業界には悪夢の一年となり、安全への不安からか日本からの旅行はまさに危機的状況にあります。そんな中、約2年に亘るクルシェヒルでの観光振興の支援活動も今月をもって終了となります。月並みですが、アッという間の2年間でした。赴任当時、何~にもない街だなァと心配に思ったクルシェヒルも、今や出張や旅行から戻るとその何も無さに心安らぐオラが里となり、通い慣れた文化観光局のややくたびれた(失礼)建物もあと数日で見納めかと思うと感慨深いものが有ります。

結局、トルコ語も殆ど話せないままで観光振興もどこまでお役に立てたか心もとない限りですが、間もなくルシェヒルを去るという事で、公私でお世話になった文化観光局や関係先の方々が我々夫婦のためにランチ送別会を開いてくれました。皆さんに歓送の言葉を掛けてもらい、記念の品まで頂きました。改めて、良い人達に恵まれた2年間だったと実感します。

そんな訳で、“ Wifeさえ 読む気がせぬと 我がブログ ” も今回で筆をおくこととなります。トルコに、ここクルシェヒルに、少しでも関心を持っていただけたら幸いです。来月からは、ブルサとギレスンで活躍中のSVの皆さんの連合チームのブログがスタートしますので、乞う、ご期待!JICA事務所の皆さんは言うまでも無く、クルシェヒルやカマンはもちろん、アンカラ始めトルコ各地でお世話になった方々、そして赴任先のヨルダンから今年も訪ねて来てくれた同期のJOCV織田智子さんに感謝申し上げます。来年は平和な年になりますように。

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