閉じる

めぎです。

最近、活動中に感動した話を紹介します。

私の活動先にいる子ども達はストリートチルドレンです。

路上で生活しながら靴磨きや車磨きをしながら日銭を稼いでいます。

靴磨きをしているからか、靴の汚れに敏感で、

ちょっと靴が汚れていると

「靴が汚れてるからぼくが洗う！」って言ってきます。

先日、活動中に私の靴を見た一人の男の子が

「サキの靴汚れてるよ。僕が洗うから貸して！」

と言ってきました。

かなり泥だらけでそろそろ洗わなきゃな～と思っていたところだったので

靴磨きをお願いすることにしました。

閉じる

その子が履いているサンダルを貸してもらって待ちます。

彼自身は裸足のまま靴洗い開始。（これはこれで申し訳ない）

洗剤とブラシを使いながら丁寧に洗ってくれます。

私の泥だらけの靴をニコニコしながら洗ってくれました。

10分ほどで終了。

閉じる

最初の写真を撮り忘れましたが、きれいになりました。

「きれいにしてくれてありがとう。お金はいくら？」と聞くと

『サキはきょうだいだからお金はいらないよ』

と笑顔で言います。

もちろん金額は少額ですが、

仕事の賃金として受け取ったら水でもコーラでも買えるのに

何度聞いても笑いながら頑なに拒否します。

毎日過酷な生活をしている中で、絶対にお金は欲しいはずなのに

こういう態度を示すってなかなかできることではないと思います。

私が彼の立場だったら同じことができる自信はないです。

彼の優しさと強さに、感動してしまいました。

という心が温かくなったエピソードでした。

それでは。