JICA海外協力隊の世界日記

お米日記 in アフリカの真珠

魔法の言葉「ボンガ」

“Oli Otya?”

これはウガンダの現地語で“How are you?”という意味で、通常“Bulungi”,“Gyendi”(I am fine.)と答えるのが基本です。

ウガンダでは、これらの「挨拶」がとても重要で、すれ違う際は知らない人でも必ず挨拶を行います。

英語での挨拶も行いますが、現地語での挨拶を行うと現地の人ともより仲良くなれる気がします。

そして、もう1つウガンダには魔法の挨拶があります。

それは、「ボンガ」と言いながら、こぶしを突き出します。そうすると、必ず誰でも笑顔でこぶしをぶつけてきてくれます。

たまに、子供などは外国人である私を見ると泣いて逃げ回る時がありますが、「ボンガ」と言いながらこぶしを出すと、必ず泣き止んでこぶしを合わせてくれます。

こうやって、こぶしを合わせるとなんだか、心が通じ合った気がして嬉しくなります。

皆さんもウガンダに来た際には、是非「ボンガ」をやってみて下さい。

さて、活動の方は第2雨季がスタートし、種子を配布した44人の農家、全員が播種を終えました!

今季は私にとって最後の大雨季!!

このシーズンで多くの農家に成功してもらい、そして私が帰国した後はそれらの成功農家が中心になって稲作が普及してくれればいいなぁと思います。

最近は降雨量も多く、稲は順調に成長していますが、この雨は稲だけでなく雑草も成長させるので、農家さんたちは一生懸命除草を行っています。

現在は、学校が長期休み中なので、畑に行くとよく子供たちが除草のお手伝いをしている光景を目にします。

また、昨季同様に今季も、2つの展示圃場を造成し、そちらも播種を終えました。

こちらも雑草が多いので、私も農家さんたちと同じように時間があれば畑に行って、草むしりをしています。

自分で、播種や除草などの作業をやってみるとわかりますが、これらの作業はすごく大変です…

ウガンダでは日本のように機械が普及していないので、全ての作業が手作業です。

この前、展示圃場を1人で播種をした際は、小さい面積でしたが、全て終えるのにすごく時間がかかりました。

除草も、少し行っただけですぐに腰が痛くなってきます。

展示圃場の数倍もある土地で栽培している農家さんたちは本当にすごいなぁといつも感心します。

このまま順調に行けば1月頃に収穫を迎えられると思います。

私も、農家さんたちに負けないように、展示圃場の除草を頑張って、今季は1人で収穫まで行いたいなぁと思います。

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