JICA海外協力隊の世界日記

アラブとアフリカの狭間スーダン カッサラの日々

ラマダーンカリーム

السلام عليكم

رمضان كريم

アッサラーム・アライクム。

ラマダーン・カリーム。


イスラムの断食月、ラマダーンが始まりました。
イスラム教徒は、日が昇ってから落ちるまでの日中、食べ物や飲み物を口にしません。
唾でさえ飲み込まずに道に吐く人もいます。

人々は「アッサラーム・アライクム(あなたが平和でありますように:こんにちはの挨拶として使われる言葉)」のあとに、

「ラマダーン・カリーム」と言い合います。


ラマダーンおめでとう、というような意味で、誰もがラマダーンを楽しみにしているのが伝わってきます。

40℃を超える気温の中、飲まず食わずに過ごし、日没のお祈りの後に家族皆で食事をします。
私がスーダンで迎えるラマダーンは2回目です。
昨年赴任した際はラマダーン真っ最中でした。
ハルツームの街は日中空いている飲食店も少なく、探すのに苦労しました。
カッサラで過ごすラマダーンは始めてなので、街や人々がどのように変化するか楽しみです。


私は2014年7月にスーダンに来ました。
アラビア語アンメーヤ(現地方言)の訓練を終え、9月にスーダン東部のカッサラという地へ派遣されました。
カッサラ州の農業省、技術移転普及局・農村開発部に配属されています。
技術移転普及局では、地方農業の促進のために農耕機械を貸出したり、農業技術を農民へ伝え促進しています。
農村開発部では、農村女性の生活改善・生計向上活動を普及員が行っており、
これらの需要の調査・企画・提案のサポートを行うため配属されました。

カッサラでの日々の生活や活動について、紹介していきます。

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