JICA海外協力隊の世界日記

エチオピアから宇宙を目指すのはおかしいことか

グループ活動(研究授業会)

今回は理数科隊員のグループ活動について紹介します。

首都アディスアベバに派遣されている理数科隊員は現在13名いて、

それぞれが配属先の小学校、大学、教育事務所で毎日活動しています。

その個人的な活動とは別に、隊員同士が協力して大きなことをする

グループ活動にも力を入れています。

現在主に行っている活動は、

アディスアベバサブシティ巡り研究授業会です。

アディスアベバは、“区”のような10のサブシティに分けられています。

そのサブシティ毎に2,3校訪れて、

グループ実験を用いた授業の導入や授業方法の紹介を行っています。

授業を行う学校外からも教師を呼び、

教師セミナーを開いて、作成可能な実験道具の共有なども行っています。

予算を出すのをしぶる責任者の人や、授業をすっぽかす先生など

日本とは違って約束が約束にならないので、

授業会開催までこぎつけるのも一苦労です。

ですが、中には授業会で授業を自ら行う情熱のある先生もいます。

このような先生に出会うと、エチオピアの未来は明るいなと思えます。

今年度は10サブシティ全てを回る予定です。

毎回多くの先生や生徒に出会うことができます。

備品の充実度や校舎の大きさなど学校によって

違いがあるのはもちろんですが、

同じ公立でも生徒の雰囲気が違うなど、

学校毎に色があっておもしろいです。

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