JICA海外協力隊の世界日記

ベナン人、はじめました。

お祭りでの商品販売

遅くなってしまいましたが…
あけましておめでとうございます!!


先日、年に一度開催される私の住むアジョウン市の属するウェメ県のお祭りがありました。

去年は当日まで存在を知らず行きそびれてしまったので、今年こそは…!とずっと楽しみにしていました。


お祭りには、ウェメ県以外からもたくさんの人が集まってきます。
富裕層のいないアジョウンとは違い、首都ポルトノボや経済首都コトヌーなどからもお金持ちのマダムやムシューがたくさんくる!!ということで、私たちはブティックでお祭りに向けた商品作りをすることにしました。

4日間に渡るお祭りの最終日には、参加者みんながお揃いの布で作った服を着ます。
今回は、その布を使って
ピアス・ポーチ・トートバッグ…etc
を作りました!!

そんなお祭りの開催地ですが、毎年変わります。

一昨年はアジョウンであったみたいですが、今年はアジョウンの隣の市でありました。

車で15分ほどなので、4日間毎日通って売り続けました!

(お金を払って商品販売のためのテントも借りれましたが、私たちはひたすら歩き回って売ることに)


日本ではずっと接客のアルバイトをしていたものの、ベナンに来てからベナン女性の迫力におされ、ベナン男性の出会ってすぐの結婚しろ子ども作ろうのしつこさに嫌気が差し、すっかり初対面の人と愛想良くできなくなってしまっていました。

なので、前半は全く売り子ができず…
後半、日本での感覚を少し取り戻し、商品は見事完売★☆

肝心のお祭りはというと…

↑写真のようなベナンの土着宗教ブードゥー教のイベントがあったり

(ザンベトと呼ばれるわらのようなものでできたこれは、人間のように動いたり舞ったりします。でもこれを燃やしたり中をあけて空であることを見せたりするイベントでした)

ダンスイベントがあったり

とても楽しそうなものばかりだったのですが、売り子に必死で全然楽しめませんでした…(;▽;)

そんな売り子をしていると、

『なんでお金のある白人が、お金のないベナン人に向けて金儲け商売をしているの?タダでちょうだいよ』

というような言葉を何度もかけられました。

その度に、私には一切の利益が入らないこと、仕事のないベナン人の雇用創出のための活動だということをカウンターパートであり親友でもある一番上の写真右の彼女が説明してくれました。

そういう彼女も、私の次に多くの仕事をしてくれているのに、お金はいらないと、私と同じボランティアで活動してくれています。
本当に良い人に巡り会えたなぁと感謝の気持ちでいっぱいです。


私の任期も残すところ2ヶ月をきってしまいました。
それと共におそらく世界日記の更新も終了いたしますが、私のベナンでの活動は続いていく予定ですので、今後ともどうぞよろしくお願い致します!

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