JICA海外協力隊の世界日記

全身サモア

最後の出張ワークショップ

気がつけば、残る任期も一ヶ月ちょっととなりました。最近は、これをするのも最後かもな〜と思いながら、日々を過ごしています。

去る11月12日、13日に、博物館から小学校へ、最後の出張ワークショップに行ってきました。受けれてもらったのは、私が住む首都があるウポル島とは別の、サバイイ島にあるサレアウラ小学校。今まで行ってきた出張ワークショップのプログラムを全て持っていき、5-6年生には美術のカリキュラムをベースにしたもの、高学年の7-8年生には社会科で扱う内容を実施しました。

最後のワークショップでしたが、今回は朝礼に出席させていただき、全校生徒の前でまず挨拶をしてミュージアムの紹介をするというはじめての経験もできました!

ワークショップは基本的に英語で行っているのですが、小学生はサモア語のほうが理解しやすいため、いつも事前にクラスの先生方に英語→サモア語通訳のお願いをしています。お願いしていても、私が授業をしていると先生がいつの間にかどこかへ行ってしまう…ということもあったのですが、この日はしっかりと通訳をしていただきました。石でできたボウルは、サモア語で「タノア」と訳されていました。カヴァというコショウ科の木の根っこを乾燥させた飲み物を作る器を「タノア」と呼ぶことは知っていたのですが、ボウル全般が「タノア」だったのね…と気づいたり。笑

ワークショップ終了後、生徒たちと一緒に作った大きい作品はそのまま教室に貼ってもらうことにしています。グループワークで発表してしてもらうために配布したワークシートは、こちらでまとめて写真のような作品集に。私が使っている教材もセットで渡したり、教材の内容も作品集に盛り込んで、これだけでも何を学んだのか、見返すと分かる一冊になっているといいな〜と思っているのですが。

今回は、校長先生が作品集とラミネートして渡した記念写真を見て喜んでくれたそうで、こちらも行ってよかったな〜とほっこりした気持ちになりました。

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