JICA海外協力隊の世界日記

エイミー、チュニジアへ行く

初めての拳法

Bonjour! Aslema!
みなさん、こんにちは。

もうすぐ11月ですが、冬は来るのかと不安になるくらいまだまだ暑い日が続いているチュニジアです。

さて、先日とてもびっくりすることがありました。
ある日ディレクターから連絡があり配属先に行くと、そこには子供から大人まで約30人ほどの日本人がいたのです。
話を聞くと拳法会の方々らしく、週末に近くのホテルで国際試合があるとのことでした。
私の配属先は複合型の青少年の家なので宿泊部屋や食堂があり、そこに泊まっているようです。

なんという偶然…

任地で隊員や友人以外の日本人に出会ったことがなかったのでとても驚きました。
拳法会の方々もまさか日本人がいるとは思っていなかったらしく、話しかけた時に「日本語上手ですね。」と言われて笑ってしまいました(笑)

週末が拳法の国際試合で私たちも見学ができるとのことだったので、急遽日本語レッスンをキャンセルし日本クラブの生徒と試合を見学させてもらいました。
実は拳法を見るのは初めてで、2階席からでしたがとても迫力がありました。
選手たちは試合では対戦相手として戦っていますが、試合後はお互いを抱きしめ合っていて(ハグを忘れて帰ろうとする選手は連れ戻されていました)感動しました。
世界拳法会連盟の会長の方(日本人)や、ヨーロッパ拳法会の代表の方とも挨拶させていただきとても貴重な経験になりました。

生徒も拳法を見るのは初めてでしたが、とっても盛り上がっていて楽しそうでした。
こんなに多くの日本人と関わるのも初めてだったので、良い経験になったのではないでしょうか。
これをきっかけに更に日本に興味を持ってくれたら嬉しいです。

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それではまた次回!
Au revoir! Beslema!(またね)

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