JICA海外協力隊の世界日記

ガーナよりAntire!(こんにちは!)

ノーザン州って?タマレって?

今回は、わたしの任地ノーザン州について。

ガーナ北部は南部と比べると貧しく、特にノーザン州は国内トップクラスに貧しい家庭が多く、子供の栄養状態が悪い地域です。

気候はサバナ気候。

乾季は水がなくなり農作物は育ちません。現在、まさに乾季の真っ只中。湿度が10%を下回ることもあります。暑くて汗はダラダラかくのに、お肌はカサカサ。体から水分がどんどん出ていっているようです。

そして、この過酷な気候に影響を受ける食料不足(農作物の不作)も北部地域の深刻な問題です。

↓こちらが、この辺りの地域の伝統的な家。通称きのこハウス。

 このような家が、いくつか集まってひとつのコミュニティを作っています。

 そして大きな木の下は、人々の集会場になります。

そんな環境で隊員はどうやって住んでいるの?といいますと、、、

気候が過酷なことには変わりありませんが、

州都タマレはガーナ第4の都市なので、生活する上で特に不自由ありません。

(もちろん日本とは雲泥の差ですが。停電、断水には慣れますね。)

タウンには、スーパーマーケットも電気屋さんもレストランもあります。

食材の種類はやはり限界がありますし、乾季には野菜が少なく、鮮度もぐっと落ちてしまいますが、食べ物がない!!と困ることはほぼありません。

↓タマレのタウン。バイクがとにかく多い!

また、タマレはガーナ北部を活動拠点とする国際NGOや国連機関などがオフィスを置いていることが多く、割と外国人も多いような気がします。

私の配属機関、国連世界食糧計画(World Food Programme)のそのひとつ。タウンの近くにオフィスがあり、そこから車で1、2時間かけて郊外へ行くと、きのこハウスの集落があり、そこで栄養に関するプロジェクトを行っています。

私が携わっているプロジェクトについては、また次回以降に改めて紹介したいと思います。

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