2025/01/06 Mon
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ガンダン寺へ初詣
1月5日 今年もガンダン寺へ初詣に行ってきました。
ちょうど1年前の日記にガンダン寺については詳しく書いたので
今年はそれ以外の情報を…
ガンダン寺は中心地となるスフバートル広場の西側にあります。
ビルやアパートが立ち並ぶ地域を抜け、少し小高い丘の上に建っています。
ゲル地区を通り抜けていくのですが、ここには塀で囲まれた敷地の中にモンゴルの伝統的なゲルが建てられており、街の中心地の様子とは少し雰囲気が違ってきます。
その中でも「Цайны газар(ツァイニーガザル)」=食堂や縫製屋、食料品店さんなどのお店が点在します。
お寺の前の参道には仏像仏具などのお店が並んでいます。
残念なことに天気が良いにもかかわらず少し先がかすんで見えるのは
大気汚染が深刻であることを表しています。
ガンダン寺の象徴26.5メートルの高さを誇る立仏・グジェド・ジャンライシグ観音像は、1911年に建立されたのですが、1938年に社会主義政権下において廃仏毀釈されました。
その後、1996年多くのモンゴル人の熱意によって寄付金が寄せられ、再び建立されました。
目の治癒を願って建てられた観音像で、美しい金色の開眼立像です。拝顔すると吸い込まれるように穏やかに私たちを見守ってくれているようでした。数多くの筒状のマニ車や仏像が観音像の周囲を囲んでいます。マニ車を回転させながら、1周して祈りを捧げます。地元の信者の方や遠方からいらした方々が熱心にお参りしていました。
伝説では社会主義時代に寺が破壊された時に、どうやっても倒すことができず、唯一残ったという「奇跡の柱」は今年も健在でした。
活動が円滑に進み、健康でいること・皆さんの多幸をお祈りしてお寺を後にしました。
門を出ると野良犬がついてきて、記念写真とわかっているかのようにきちんと座って写真に納まっていました。
幸多い年になりますように。
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