JICA海外協力隊の世界日記

ZAMBIA ZAMBIVA‼

UNDOKAIへの道⑤

今回のUNDOKAIへの道⑤では、3年生の組体操の練習風景をご紹介します。

UNDOKAIでは、1年生全員と3年生全員が組体操を行います。

しかし、1年生が発表する内容と3年生が発表する内容では、技の数や難易度に違いがあります。

写真は、最後の大技のタワーを練習しているところです。

3年生は4クラスあるので、2クラスずつで異なる種類のタワーを発表します。

ちなみに、タワーを行うのは3年生のみです。

こちらの種類のタワー(別の種類のタワーは別の機会に紹介したいと思います)は、大人数がかかわることができる技でありますが、全体重を一人もしくは二人で支えるタイプのタワーと比べると体重が分散されるので一人一人へかかる負担が小さくなります。

そのため、より安全に取り組むことができますし、女子学生も参加することができます。

カウンターパートとも話していますが、体育やスポーツは全ての人に行う権利がありますし、また健康面や情緒面の発達を考えても全ての人に必要なものです。

ですので、運動が得意な人や運動が好きな人だけが参加するのではなくて、みんなが参加できるものにしようという考えは私たちが大切にしていることの一つです。

それぞれができることを行う、またそれぞれの役割はそれぞれの人だからこそできる、そんな点も合わせてUNDOKAIを通して私たちは学生に伝えたいと思っています。

こちらは、日本でも有名な「5人扇」です。

技を作る時にやりにくさや不具合を感じた場合は、学生同士で話し合って役割を交代したりしている様子も見られました。

こちらは「滝つぼ」という技です。

ザンビアにはビクトリアの滝がありますで、それをイメージしながら表現してもらいました。

まだまだ姿勢の維持の仕方や手のつき方などが不十分で、必要以上に力が入ってしまったり自分や相手に負担がかかったりすることで筋肉痛になったりしているみたいですが、何回も繰り返す中で少しずつコツをつかんでいってもらえたらなと思います。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ