JICA海外協力隊の世界日記

ボールが繋ぐ日本とアフリカ ~Enjoy Football~

ミュージックフェスティバル 前編

7月10日〜22日まで約2週間任地であるカカメガで開催されているケニアミュージックフェスティバル。
各地域の予選を勝ち抜いてきた猛者共が一堂に会し、それぞれのパフォーマンスを競い合うケニアでも随一のお祭りである。
カカメガ更生学校は今までこの大会に参加したことがなかったのだが、生徒が一生懸命ソーラン節を練習してきたこと、スタッフが後押ししてくれたこと、加えていくつかの幸運に恵まれたことで今回初めて全国大会に参加することになった。

というわけで、今年の4月から本活的に練習開始。
まずはメンバー集めから。
呼びかけると最初は30人、40人と集まる。
けど、たいていは途中で飽きたり、できないことに直面すると諦めて練習から逃げ出したり。。。
出席簿を付けたり中間テストをしたりと生徒のモチベーションを切らさないよう様々な工夫をしながら、約2ヶ月間練習。ありがたいことに、首都ナイロビにある日本大使館から半被も借りることができた。


半被だけでは物足りないと思い作成したのが手作りハチマキ。
地元の布屋で真っ白の布を買い、生徒の名前を漢字で標記。

例)駄荷得流 →ダニエル
  辺名留土 →べナルド

どう?かっこいいでしょ?(笑)
これがまた大好評(笑)
なるべくかっこいい漢字やいかついイメージにした。
(完全に私個人の趣味。)

名前の両端には日本とケニアの国旗を描き準備完了。
半被といかついハチマキを巻いて会場に向かい出発。



会場に着き、自分達の順番を待つ。
生徒達、心なしか落ち着きがない。

こんな大舞台でパフォーマンスした経験ないだろうからな。
ちゃんと声出せるかな。あせらずにできるかな。
自分もソワソワしながら出番を待つ。

(ミュージックフェスティバル 中編に続く)

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