2017/04/05 Wed
文化 生活
牛の乳搾り体験


カカメガ更生学校には現在、家畜として約10頭の牛がいる。
牛からとれるミルクを売って現金収入にしたり、ケニア人には欠かせないチャイタイムに使ったり。
とにかく、ケニア人と牛は切っても切り離せない関係なのである。
※チャイタイムとは
地域差はあるが、通常10時半〜11時を指す。甘いミルクティーを飲みながら、同僚と談笑しながら休憩する時間。同僚との仲を深めるというメリットの反面、話が盛り上がりすぎてチャイタイムが延長され、仕事にも悪影響が出るというデメリットもある。
そんな中、生徒が乳搾りするのを観察。
牛の扱いが手慣れすぎてて、地面には牛のフンだらけなのに、裸足でも気にする素振りもない。
こいつら戦闘力が高すぎる。


そして、肝心の乳搾りもめちゃくちゃ早くて上手い!
私も何度かトライしたけど、全然敵わない!
あっという間にバケツが満杯になり、この日の作業は終了。
いつも思うことだけど、彼らはたくましい。


※番外編
近所に住む兄弟。
左がお兄ちゃんで、右が妹。
この右の妹に好かれようと、お菓子をあげたり、果物をあげたり試行錯誤を繰り返しているのだが、この一年半全く懐かない。というより、半径3メートル以内に近付くと大泣きする始末。
この子のお母さん曰く、
「外国人(肌が白い人)は人間を食べると思っていて、あなたに食べられると思っているのよ」
とのこと。いや、んなアホな。
今回、乳搾り中にたまたまこの兄弟が通りかかり、この妹はまさか私が乳搾りをしにきているとは思わず、びっくりして大泣き中の写真。果たして、私の任期が終わるころにこの子は懐いてくれているのだろうか。。。
SHARE