JICA海外協力隊の世界日記

タラワの宝

どさんこ環境隊員、赤道直下でごみ問題に挑む!

【写真:上空からみたタラワ島】

初めまして。2017年度3次隊でキリバスに派遣されている、工藤成美と申します。職種は環境教育です。私の任地はキリバスの首都、南タラワです。この島の全長は約40km、幅は平均で350mほどしかありません。こんなに小さな島ですが、他の大洋州の国と同じく都市化が進んでいます。例えば、食べ物や生活用品が買える小型店舗は私が派遣された半年前と比べても増えており、暮らしがどんどん便利になっていっているのを感じます。

【写真:住宅地の中にあるごみ収集ポイント。指定のごみ袋に入っていない未分別のごみがたくさんあります】

しかし、便利な暮らしができるようになるのと同時に起こっているのが、ごみ問題です。道のいたるところに、ポイ捨てされたごみが溜まってしまっています。また、分別も徹底されていません。ここは小さな島国です。ごみ処分場のスペースにも限りがあります。私の活動は、所属先である内務省、環境省、そして2つの市役所と協力し、この島にある3つのごみ処分場に運び込まれるごみを少しでも減らすことです。

【写真:ごみ処分場の一つ。分別が進まないと、この処分場を使える年数が短くなってしまいます】

派遣されて半年が経ち、先月にはようやくカウンターパート(一緒に働くパートナー)が着任しました。キリバスでは初代の環境隊員ということもあり、まだまだ手探りしながらの活動ですが、このブログを通じて私の活動や、キリバスの宝物である自然や文化について発信していければと思っています。活動終了まで約1年半のブログになりますが、たくさんの方に読んでいただけると嬉しいです!

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