JICA海外協力隊の世界日記

タイに行きタイ!

#15 多読は楽しい!

みなさん
おはようございます
こんにちは
こんばんは

今日も
「タイに行きタイ」
をご覧いただき
ありがとうございます✨

今日は
多読の授業のお話です。

みなさんは、多読が好きですか?
学生の時に英語の授業で多読をしたことがあります。
その時の私の気持ちは

死にそうな私.jpg

こんな感じでした。
私は、読解が苦手だったので
多読という言葉を聞いただけで
うわあああ
という気持ちだったんです。

でも、
タイに来て、
楽しい多読の方法を教えてもらいました。

多読と読解は違います。
多読は楽しむものです。

2月に多読のセミナーに
同僚の先生方と参加し、
楽しい多読の方法を学んだので
タイ人の先生方と一緒に
授業で実践してみました。

こちらは、多読セミナーの時の写真です。
多読セミナー 先生方.jpg

楽しい多読には7つのルールがあります。
①「多読」は、勉強ではありません。
②一人一人、本をよみます。
③「レベル0」から、スタートします。
④辞書を使いません
⑤分からない言葉は、スキップして読みます。
⑥おもしろくなかったら、つぎの本をよみます。
⑦頭の中で翻訳しないで読みます。

授業の最初に、
ルールの確認と
読み方のコツをみんなでやってみます。
読み方のコツとは
ただ文を読むのではなくて
物語を想像しながら読む方法です。

その後に、
1、ひとりで本を読む
2、友達と本を読む
3、ひとり又は友達と本を読む

多読 一人で読む.jpg

4、最後にお気に入りの本を発表します。
多読発表.jpg

どんな本を読んだかは、
各々が読書カードに記載します

セミナーで教えていただいたとおりに
授業をしてみたら
生徒たちが思い思いに本を読んでいて
この多読の方法はすごい!
と感じました。

「多読は、楽しいんだ」と
気づきました。

生徒たちがどんな本を読んでいるか
読書カードの集計をしてみたら、
最初に手に取られる本は
偏りがあったものの
生徒たちが面白いと感じた本は
偏りが殆どなくばらばらでした。
おもしろさ★★★★★の本は
4位の本が16冊もありました。

ランキング.jpg

みんなが、自分の好きな物語を
自分のペースで読めて
しかも、レベルにとらわれずに授業をできることは
私にとって大きな発見でした。

今日も読んでいただきありがとうございました。

次回は
スピーチコンテストについて
お話ししたいと思います!

みなさん
おたのしみに✨

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