2024/05/07 Tue
日本語教育 活動
#15 多読は楽しい!


みなさん
おはようございます
こんにちは
こんばんは
今日も
「タイに行きタイ」
をご覧いただき
ありがとうございます✨
今日は
多読の授業のお話です。
みなさんは、多読が好きですか?
学生の時に英語の授業で多読をしたことがあります。
その時の私の気持ちは
こんな感じでした。
私は、読解が苦手だったので
多読という言葉を聞いただけで
うわあああ
という気持ちだったんです。
でも、
タイに来て、
楽しい多読の方法を教えてもらいました。
多読と読解は違います。
多読は楽しむものです。
2月に多読のセミナーに
同僚の先生方と参加し、
楽しい多読の方法を学んだので
タイ人の先生方と一緒に
授業で実践してみました。
こちらは、多読セミナーの時の写真です。
楽しい多読には7つのルールがあります。
①「多読」は、勉強ではありません。
②一人一人、本をよみます。
③「レベル0」から、スタートします。
④辞書を使いません
⑤分からない言葉は、スキップして読みます。
⑥おもしろくなかったら、つぎの本をよみます。
⑦頭の中で翻訳しないで読みます。
授業の最初に、
ルールの確認と
読み方のコツをみんなでやってみます。
読み方のコツとは
ただ文を読むのではなくて
物語を想像しながら読む方法です。
その後に、
1、ひとりで本を読む
2、友達と本を読む
3、ひとり又は友達と本を読む
4、最後にお気に入りの本を発表します。
どんな本を読んだかは、
各々が読書カードに記載します
セミナーで教えていただいたとおりに
授業をしてみたら
生徒たちが思い思いに本を読んでいて
この多読の方法はすごい!
と感じました。
「多読は、楽しいんだ」と
気づきました。


生徒たちがどんな本を読んでいるか
読書カードの集計をしてみたら、
最初に手に取られる本は
偏りがあったものの
生徒たちが面白いと感じた本は
偏りが殆どなくばらばらでした。
おもしろさ★★★★★の本は
4位の本が16冊もありました。
みんなが、自分の好きな物語を
自分のペースで読めて
しかも、レベルにとらわれずに授業をできることは
私にとって大きな発見でした。
今日も読んでいただきありがとうございました。
次回は
スピーチコンテストについて
お話ししたいと思います!
みなさん
おたのしみに✨
SHARE