JICA海外協力隊の世界日記

タイに行きタイ!

#26 交流授業ってどうやるの?

みなさん
おはようございます
こんにちは
こんばんは

今日も「タイに行きタイ」をご覧いただきありがとうございます✨

今日は、日本の学校との交流授業の仕方についてのお話です。

ブンワッタナー学校に配属されてから1年9か月がたちました。
この期間に、日本の学校と8回の交流授業(年賀状交換も含む)を行いました!
「交流授業ってどうやってやるの?」聞いていただくこともあるので、
今回は流れを紹介したいと思います。
興味がある方はぜひ読んでみてくださいね✨

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交流授業の流れ

交流授業の準備と実施には、大まかに6つのステップがあります。

1. 交流校の選定
2. 日程調整
3. 打ち合わせ
4. 事前学習・事前準備
5. 実施
6. 振り返り

それでは、1つずつ詳しく見てみましょう。

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1. 交流校の選定

交流校を見つけるには以下の3つの方法があります。
- 自分の知り合いを通して交流校を探す
- JICAを通して依頼をいただく
- 自分の知り合いから依頼をいただく

初めの1年は知り合いを通じた方法が多かったですが、現在はJICAを通じた依頼や知り合いから依頼を受けることがほとんどです。

JICAのホームページで詳細を確認できます。
JICAホームページhttps://www.jica.go.jp/cooperation/see/delivery/index.html

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2. 日程調整

交流日時と打ち合わせの日時を決めます。

タイと日本の時差は2時間。私の配属先の授業は8:40~12:00(日本時間 10:40~14:00)、13:00~15:20(日本時間 15:00~17:20)です。日本の学校の昼食と下校の時間を考えると、日程調整が最難関です…。ですが、配属先の先生方がいつも協力してくださいます!

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3. 打ち合わせ

打ち合わせでは以下の点を話し合います。
- 目的の共有: なぜ交流をするか、どのようなことを得てほしいか
- 活動言語: 日本語または英語
- 活動内容の相談: 自己紹介、学校紹介、文化紹介、質問コーナー、感想、時間配分など

※英語で交流をする場合は、英語のレベルや通訳の有無、日本語も交えるかなども話します。
外国人は、英語を話すと思われる方も多いと思いますが、私の配属先は英語より日本語が得意という生徒もいます。
母語が英語ではない国の方と交流する場合は、事前に確認することをおすすめします!

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4. 事前学習・事前準備

打ち合わせで決めた内容をもとに、1~4コマ(1コマ50分)の準備時間が必要です。発表資料の添削や発表練習も行います。

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5. 実施

実施直前にカメラと音声テストを行い、交流授業を開始します。

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6. 振り返り

生徒や先生に感想を聞いたり、交流校とメッセージの交流を行います。

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使用するツール

機器: パソコン、外付けカメラ
パソコン内蔵のカメラより、外付けカメラがおすすめです。

オンラインミーティングツール: ZOOM, Google Meet
交流先の希望に応じて決めています。

コンテンツ作成ツール: Canva
発表資料作成時におすすめです。簡単にすてきなデザインの発表資料を作成できます。
スマホでもパソコンでも同時にアクセスして作成することができます。

インタラクティブ学習ツール: Kahoot!
クイズ大会におすすめです。

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今までの交流授業の記事はこちらです!

#25 オンライン交流@大阪府立出来島支援学校

#9 オンライン交流@橿原市立真菅小学校

#8 オンライン交流@福島県立石川高等学校

#7 オンライン交流@福島県立あさか開成高等学校

ネット環境や配属先、交流先の状況に合わせて、参考にしていただければ幸いです。

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今日も読んでいただきありがとうございました。

次回はテルテル坊主作りについてお話ししたいと思います!

みなさんおたのしみに✨

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