まるタイ日記(丸山隊員は帰国しました。)

RSS

丸山 栞
東京都

タイプ/職種
青年海外協力隊
日本語教育
派遣国
アジア
タイ トラン県 ムアントラン郡
一言メッセージ
縁あって2度目のタイ。1度目のときに住んでいた東北部とも比較しながら、南部の暮らし、タイのあれこれをレポートしていきます。

 

さくらキャンプ

2017.02.14

人 活動

隣県ナコンシータマラートにて、日本語キャンプがありました。日本語キャンプとは、地域の学校が集まって、合宿形式で日本文化体験や日本語学習をするイベントのこと。
さくらキャンプは後者のタイプで、テーマはズバリ、「特産品のかちを高めましょう!」です。それぞれ出身県の名物を紹介したり、その商品のよくない点を開発したりして、グループごとに発表しました。
今回のキャンプでは、タイ南部の高校生が大集合。危険とされていて、日本人教師が少ない、あるいはまったくいない深南部からも、生徒が参加しました。彼らにとっては、日本人と日本語を話す貴重な機会となりました。
合宿2日目は、「タイで一番空気がきれい」といわれるキリウォンの町で、布染め体験をしたり、ブレスレットをつくったりしました。シンプルな素材を加工して、商品の価値を高めることは、特産品開発にも重要な視点ですね。

キャンプの大きなテーマは特産品(OTOP)でしたが、そこに至る過程で生徒たちが Creativity, Critical Thinking, Cooperation, Communication の能力を伸ばせるよう、さまざまなアクティビティーが取り入れられていて、わたしも一教師としてとても勉強になりました。講師をしてくださったタイ人の先生方の手腕に脱帽です。
ふだん、タイの生徒たちは教師から指示されて行動することが多いように感じますが、さくらキャンプでは、生徒自身が考えて実行するというプロセスが大切にされていました。日本語だけでなく、プロデュース力、ニーズ分析力、アピール力も求められるキャンプでしたので、社会で役に立つスキルがいろいろと学べたのではないでしょうか。また、自分の地元やタイ文化について、地域開発的視点で じっくり見直すきっかけにもなったと思います。

ところで、さくらキャンプで、たまたま、わたしの大学時代の友人(当時留学生だった)パットさんと5年ぶりに会いました。キャンプ当日に「まるちゃーん」と声をかけられて、懐かしい顔をみとめたときは、本当に、おどろきました。パットさんは、現在、隣県ソンクラーの高校で日本語を教えているそうです。しかし、あのころは、2人ともタイ南部の高校で日本語教師になって再会できるなんて、まったく想像もしませんでしたよ。世界は狭いですね。不思議で、うれしい運命に感謝です。