JICA海外協力隊の世界日記

まるタイ日記

日本語教育分科会

K隊員(プランクー中高校配属)とY隊員(サトリーシリケット中高校配属)の赴任地であるシーサケート県で、日本語教育分科会を開催しました。シーサケートはタイ東北部にある県で、トランからは飛行機の国内線を乗り継いでいきました。また、日本語教育分科会というのは、日本語教育隊員で構成する分科会のことで、今回は東北部から5名、南部から1名の隊員が集まりました。

12月8日は、プランクー中高校で日本文化体験イベントを実施しました。松本ぼんぼん、書道、浴衣の着付け、兜の折り紙、巻き寿司の活動を30分ずつローテーションにして、中学1年生から高校3年生まで、日本語を学ぶ100人以上の生徒たちに体験してもらいました。一番人気だったのは巻き寿司で、具材はたまごやニンジン、レタス、カニカマといったシンプルなものばかりでしたが、ブースに黒山の人だかりができるほど盛況していました。ただ、日本人には薄味の酢飯も、タイ人の生徒には酸っぱく感じられたようです。日本人との味覚の違いですね。次に人気だったのは、松本ぼんぼんです。上南部日本語キャンプで一大旋風を巻き起こしただけあり、シーサケートの生徒にもそのひょうきんな振りつけがウケたようです。

12月9日には、サトリーシリケット中高校にて、隊員同士で活動状況の報告および情報共有をおこないました。どのように日々の授業を進めているか、どのようにコンテストの指導をしているか、どのようにタイ人の先生と役割分担しているか、教える上での課題など、聞きたかったことや言いたかったこと、悩み、教え方のアイディアなどを思う存分話し合うことができ、有意義な分科会となりました。

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