2018/11/14 Wed
生活
学生デモ
サマータイム続行によって、11/12(月)から学校の始業・終業時間が変わりました。 学生や教員や保護者は、生活スタイルの変更を余儀なくされます。(変更内容は学校ごとに違いますが、私の学校については前回のブログに詳しく書いています。)
先週土曜あたりから、学生を中心としたデモが各地で行われています。 タンジェでは、私が見た限りでは1000人はいるだろう団体が、大声で訴えながら街を練り歩いていました。
月曜の朝も、高校の前では学生の座り込みデモが。小学校の前でも、保護者と校長が言い合いをしていました。ラバトでは、路面電車の行く手を阻むように、学生が線路上をゆっくり行進している映像もニュースになっています。
私は、自分の意思を行動で表示する高校生たちのデモを見て、とても頼もしく思いました。 デモの行列は、決してふざけて騒いでいるのとも、冷やかしとも、政府の一方的な批判とも違って、一人ひとりがきちんと意思を持って行動しているようでした。
デモによって警察が出動したり、渋滞が起こったり、もちろん迷惑を被っている人もたくさんいます。
でも、若い人たちが結束して政府に訴える姿を見て、自分を取り巻く環境を変えようとするエネルギーや、「どうにでもなれ」と国に失望するわけでもなく立ち向かおうとする彼らに、希望を感じました。
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