JICA海外協力隊の世界日記

エチオピアからの手紙

配属先のKAIZEN活動について

私の配属先では、「カイゼン(KAIZEN)」活動が積極的に行われています。
ご存知の方もいるかと思いますが、「カイゼン」について若干説明したいと思います。

カイゼンとは、おもに製造業の生産現場で行われている作業の見直し活動のことを指します。
作業効率の向上や安全性の確保などに関して、経営陣から指示されるのではなく、
現場の作業者が中心となって知恵を出し合い、ボトムアップで問題解決をはかっていく点に特徴があります。
※出典「人事労務用語辞典」より

配属先のKAIZEN活動では、5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)を中心に取り組んでいます。
日本のようにいかない部分もありますが、5Sのポスターが壁に掲示されており、
授業後にはパソコンやケーブル等はきちんと整理整頓され、月に数回教室も清掃されています。

先週には全教師を対象とした、KAIZENセミナーが開催されました。
講師はエチオピア・カイゼン機構(EKI)の方で、先生たちは講師に熱心に質問をしたり、
グループディスカッションでは積極的に意見を述べ合っていました。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ