活動が本格的にスタートし、三ヶ月が過ぎました。
配属先の先生や学生は、協力隊員の私に対し大変親切に接してくれます。

配属先は今まで、四人の協力隊員を受け入れてきました。
同僚の先生や学生からはよく先輩隊員のエピソードも耳にします。

学生と正面に向かい合い、コンピュータの技術指導に熱心に当たってきたこと・・・。
学内のコンピュータを丁寧に修理し、一緒に汗を流し働いたこと・・・。
アムハラ語を覚え、現地語で積極的にコミュニケーションを取ったこと・・・。
日本料理をふるまったり、日本語を教えたり、日本文化を紹介してきたこと・・・。

同僚の先生や学生が先輩隊員のことを話す時は、今でも先輩隊員がそこにいるかのように、嬉しそうに話してくれます。
時には私の知らない先生や学生が、日本語で「こんにちは」「お元気ですか」と話しかけてくることもあります。
先輩隊員が配属先から信頼を得て、それが積み重ねられたことを今感じます。

今まで先輩隊員が積み重ねてきたものを受け継ぎ、今後の活動がより充実するよう励みたいと思います。