2019/05/16 Thu
文化 生活
終業式


去年の8月に、日本の年中さんに相当するK4という学年に娘は入学しました。しかし言葉の壁に苦しみ、9月中旬には「もう二度と学校には行かない」と宣言し、ほぼ1カ月学校を休みました。その後、少しずつ学校に通うことができるようになったものの、学校は休みがちで、どうなるものか少し心配でしたが、いつの間にか学校が大好きになり、今では走って教室に向かっていくようになりました。


今日は娘の通っている学校の終業式でした。この学校の終業式では、今年度様々な分野で頑張った子供たちの表彰式がありました。英語や聖書などの学習だけでなく、無遅刻無欠席はもちろん、周りの友達にやさしくできた子、成長率が一番大きかった子など、様々な個性を持った子供たちが表彰を受けていました。娘も成績優秀者として表彰を受け、とてもうれしそうな顔をしていました。しかし、この国の数学教育に携わる者として少し残念だったことは、なぜか算数・数学の表彰がなかったことです。そして最も驚いたことは、各クラスで協力的だった保護者の分野で、私たち夫婦が表彰を受けたことです。皆さんからたくさんの拍手を頂きとてもうれしく思いました。


表彰式の後は、各クラスでパーティーがありました。私の担当は鶏肉料理だったので、今日は朝早く起きて大量の鶏肉の煮物を作って持っていきました。今年度、共に学んできたお友達と楽しく食事をしている姿が見ることができ、とてもよかったです。
明日からは3カ月の長い夏休みが始まります。日本ではできない経験をたくさんしてもらいたいと思います。
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