JICA海外協力隊の世界日記

ライフ・オブ・カリビアン

老人ホーム交流③(準備と企画)

老人ホームとのクリスマス会準備、

今週は大きな進展がありました。

月曜日:少女たちで企画会議

(まだ私が前に立って少女たちのアイデアを引きだします)

火曜日:老人ホームでお年寄りと一緒に企画

この日の午後は、老人ホームを訪問。

お年寄りと少女たちを、2グループに分けます。

1つのグループに、女の子2人と、お年寄り4人。

話しながら、歌いながら、出し物を決めていきます。

第1回の授業では、お年寄りに対して

ネガティブなイメージばかり挙げていた少女たち。

しかし今日の交流は、ポジティブな雰囲気で溢れていました。

グループ名は何にする?

「ナンバーワン!」と叫ぶおばあさん。

少女たちは爆笑です。

出し物はどうしよう?

少女たちがクリスマス歌集の中から

いくつかピックアップして歌いながら、

皆が知っている曲を探します。

クリスマスソング以外でも、

「この曲知ってる?」と歌い始める少女M。

そんな中、何かノリノリで歌いはじめる少女Eと、おばあさん。

机を叩いて2人で楽しそうに現地語で歌います。

この少女Eとおばあさんの歌も出し物のひとつに加わります。

こちらがグループごとの出し物。

とても楽しくて賑やかな時間、

歌声と笑顔で、少女たちもお年寄りも

とても楽しそうでした。

来る前に女の子たち同士の喧嘩があり、

少女Sは「私、行かない」と無気力、

少女Oもテンションかなり低め、

ただし老人ホームでは気持ちを切り替えて振る舞っていました。

素晴らしい!

水曜日:少女たち主体に移ってきた!

施設で企画を進めます。

まだ、ふんわりとした内容だったため、

私が進行表や役割分担表を少女たちと一緒に埋めていると、

少女Mが「なんで、この人が仕切るの」と言います。

私は内心、

(その言葉、待ってましたー!!♪♪)

と、狂喜してしまいました。

「おっけー!いいね!では、皆にまかせた!」

少女Mは「えーーーーー。そんなつもりで言ったんじゃない。」

とか言いながら、今度は主導になって話し合いを仕切ります。

パフォーマンスの話が一段落すると、

「衣装はどうする?」という話に。

私が、「なんでもいいよ。去年は、みんな制服でやってた。制服でもいいよ。」

と、言うと、

少女M「今年は私たちのスタイルでやるの。もっとスペシャルなかんじにするんだから!」

それを聞いて、私はまたもや心の中で「うきゃー♪♪」となります。

少女Mは、ここまで来るのに結構大変だったので(前の日記参照)、嬉しすぎます。

少女E「サンタの帽子は?」

少女M「みんな持ってる?」

少女M「服は何がいいかな。」

少女E「赤と白?ジーンズ?

    M、赤いワンピース持ってるじゃん。」

少女M「あれはセクシーだもん、

    老人ホームには不適切!」

    (一度施設に着てきて不適切と言われていた服。

     その判断に、私またもや感動。)

少女たちだけで、ワイワイ話しています。

その後は、少女たちと楽器を作りました。

給食室からバケツを借りて太鼓作り。

(この国はアフリカ文化が色濃く、人々はいつでも太鼓に合わせて歌って踊ります)

少女S「あのね、段ボールを(こうやってこうやって)太鼓にする!」

私「おーいいね!じゃーそれSちゃんに任せた!

  段ボール、工作室でもらえるか聞いてみなよ!」

少女Sはこの太鼓を黙々と作り、超得意気。

完成すると、給食室でバチ(なんとスプーンとしても使える)をゲットした様子。

その後、自慢気に叩きながら施設の先生全員のところを巡業したようです。

20171123_134010.jpg

他にもどんどん、少女たちからアイデアが出ます。

少女O「あのね先生、紙をこうやって切ってね、あのね、

    こうやってまとめて、(こうしてこうして)、あのね、

    それをお年寄りが持って歌に合わせて振れるよ!

私「(全然想像つかないけど)

  おーー!!めっちゃいいアイデア!!

  じゃあそれ、次の時間にみんなで作ろう!」

 

全員が意見を出しながら、企画がまとまっていきます。

だんだん、楽しくなってきました。

木曜日:少女たちが空き時間に企画してる!

この日、私は私用で昼に出勤しました。

午後、集会室に私が置いていた

老人ホーム交流のファイルを開くと、あらびっくり!

少女たちの字でぎっしり、当日の企画が書かれているのです。

こちらが、当日のプログラムと役割分担。

20171123_133654.jpg

こちらが、衣装。

20171123_133659.jpg

昨日の話し合いのまとめの内容です。

空き時間に、きっと何人かで書いたのでしょう。

そして裏には、「楽しい1日にしよう!」と、

笑顔の女の子の絵が描いてあります。

タイトル写真 老人ホーム訪問3.jpg

老人ホーム交流のことを私が言いだした時、

副所長と所長に「私たち行かない」と直談判し、

授業に来なかった彼女たち。

お年寄りのイメージについて

ネガティブなものばかり挙げて、

交流を嫌がっていた彼女たち。

この変化に、思わずうるっときてしまいました。

無事に少女たち主導に移行!

これからは、後ろから支援する側にまわろうかと思います。

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