JICA海外協力隊の世界日記

ライフ・オブ・カリビアン

施設公開フォーラム(①きっかけ編)

帰国して、早くも半年!

今後、世界日記の記事が更新できなくなるとのことで、

私の任期最後に、1学期間(3ヶ月)かけて行ったプロジェクトの様子を

書いておきたいと思います!

(これは以前書いていましたが、アップしていませんでした!)

この学期(4月~6月)には、施設の女の子たちが、

セントルシアのジェンダー問題について

施設公開フォーラムを行うプロジェクトをしました。

6回の記事に分けて、その様子を書きたいと思います。

今回は、「①きっかけ編」です。

① きっかけ編 ← 今回の記事

② 背景説明編

③ 準備編:意見集め

④ 準備編:議論の組み立て

⑤ 本番編

⑥ 振り返り編

新学期、女の子たちにむけた副所長の言葉

新学期のオリエンテーション。

先学期からいた4人に新たな3人が加わって、

ドキドキの様子です。

新学期といっても、学校とは少し様子が違います。

国では、施設のことをこんな風に言う人も多いです。

「不良の施設」「あそこ刑務所でしょ」

新学期に施設に来る女の子たち。

「こんなところに来てしまって人生終わった!」

初回の面接で号泣したり、暗ーい様子でいる子が多いのです。

そんな複雑な思いで始まる新学期のオリエンテーション。

副所長が、女の子たちにこんな言葉かけをします。

世の中、学校に行くことが全てじゃない。

世界の起業家たちにも、学校に行っていない人が沢山いるわ。

先学期、みんなは劇を作ったわね。

脚本、ポスター、道具、全部手作りで、小学生を率いてイチから作り上げた。

そんな風に、あなたたちは自らのパワーで何かをイチから作り上げることができる。

世の中を変えることができる。

この施設では、毎学期、あなたたち自身が考えたプロジェクトを形にすることになってるの。

さあ、今学期は何をする?

私が着任して2年間、1学期に1つ、

女の子たち主体の地域貢献プロジェクトを企画してきました。

副所長が話した演劇プロジェクトも、そのひとつ。

2年前、私にこんなことを言っていた副所長。

「施設に外部からボランティアが来て女の子たちに何かしてくれることは多いけど、女の子たち自身が外に出向いて何かをする機会がないの。女の子たちはいつもボランティアを受ける側ばかり。女の子たち自身が外に出る活動ができないかな?そうしたら、女の子たちの自信と成長につながるし、地域がこの施設や女の子を見る目線が変わると思うの。」

こんな施設職員たちの思いが

この2年で施設プログラムとして施設や地域に定着したこと、

とても嬉しく思います!

では、どんなプロジェクトをしよう…?

女の子たち7人で話し合います。

そこで出た意見は、

「セントルシアの女性差別問題について世間に声を届かせたい!」

「世間に、私が悪いことじゃなくて良いことをしてるところを見てもらいたい」

と、いうもの。

話し合いの結果、今学期は施設で公開フォーラムを行うことにしました。

今まではプロジェクト決めを私のクラスで行っていましたが、

今回は新学期オリエンテーションで自然とこんな話になった様子!

私は「こんな話になってるから来てー」と副所長に内線で呼ばれ、

途中から女の子たちの話し合いを見守ったのですが、

そのエネルギーと熱気にビックリ!

なぜ、こんなことを言いだしたのか…?

これには、色んな背景が関わってくるので、

次の記事「②背景説明編」で書きたいと思います。

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