JICA海外協力隊の世界日記

ライフ・オブ・カリビアン

保育園交流プロジェクト

私は施設において、週1で

「地域奉仕」という授業を担当しています。

少女たちが施設の外に出て、

ボランティアするというもの。

私が来てから始めた教科です。

今まで、学期ごとに、近隣施設の協力のもと、

・老人ホーム交流プロジェクト(全8回)

・特別支援学校交流プロジェクト(全9回)

・保育園交流プロジェクト(全7回)

を、やってきました。

現在は、保育園交流プロジェクトの真っ最中!

以下のカリキュラム。

① 事前学習で子供の発達を勉強(1回)

② 保育園・幼稚園で先生方にインタビュー(1回)

③ 保育園・幼稚園の学級に少女が1人ずつ入り、

子供たちのために何かをする(5回)

昨日で、訪問4回目!

毎週火曜日。

午後の1時間は施設で準備をして、

その後の1時間を保育園で過ごします。

そんな様子を、今日は紹介します。

授業を始めるには、子供を探すことから…

施設にはチャイムがなく(機能がない)、

国自体に時計通りに行動する文化もあまりないので、

授業を始める時は、よく子供たちを探すことから始まります。

まずトイレの鏡で3人発見。

「ちょっと、もう授業始まる時間だけど。」

少女K「だって所長が、髪を編みなさいって言った」

少女S「Kの次は私ね。」

「げ。それ後にしてくれない。」

(※髪質が日本人とは違うため、始めると20分くらいかかるのです)

少女R「だって今、途中だから無理。」

「じゃー今待ってるSちゃんはとりあえずクラス来て。」

残り2人は別の棟で発見。

「ちょっと、授業始めるから来て」

少女M「そっか、あの人の授業か。行かなきゃ。」

「あの人じゃないでしょう」

(彼女はよく他の子供を「あの子」、先生を「あの女」と言うので注意する)

少女M「ミスマイコの授業に行かなきゃ」

「オッケー」

少女E「ミスマイコに謝った方がいいよ」

少女M「ごめんなさい」

「わお!!Eちゃんありがとう。さすがの優等生バッジ!」

  (表彰システムで週の高得点だった子は優等生バッジをつける)

そんなかんじで授業が始まります。

準備の授業

赤ちゃんクラスに入る少女は、

赤ちゃん用の手遊び歌の歌詞を復習した後、

身近にあるもので、こんな玩具を作りました。

動かすとキラキラが動いたり、音が出たりします。

水を入れる段階で水道が出ずに、ガーン。

しかしなんとか完成しました。

1歳~3歳児クラスに入る少女は、

風船遊びをするということで流れを私と一緒に考えます。

3歳~5歳児クラスに入る少女は、

「私、塗り絵を描いてあげる」と言って、

上手な絵を描きました。

(一番上の写真がそれ。

 この写真は保育園の子供が色を塗ったもの。

 色の名前を勉強しながら塗り絵をしたのです。)

いざ、保育園へ

赤ちゃんクラスに入った少女たち、

手作り玩具と歌で赤ちゃんをあやします。

1歳~3歳児クラスに入った少女も、1人で頑張ります。

子供たち10人の前に立って、

風船を使ったリレーや遊びをリードします。

3歳~5歳児クラスに入った少女は、作った塗り絵が大人気!

帰り際、幼稚園の園長が彼女の描いた塗り絵を見て、

「これ全部欲しい!」とキープしていました。

訪問が終わった後

赤ちゃんクラスに入った2人の少女は、こんな話をしてくれました。

少女B「先生!聞いて、赤ちゃん私が作った玩具離さなかったんだよ。

    私、これ持って帰って施設の子供たちに作るんだ。」

   (彼女は児童養護施設から通ってきている。)

少女E「これ、持って帰る。」

   (彼女は14歳で10カ月の子供がいる。)

3~5歳児クラスに入った少女は、

なんと家で算数のノートに、

沢山の絵が入った幼児向けのワークの数々を描いてきて、

「今度はこれを子供とやりたい」

と言って見せてくれました。

彼女の素晴らしい才能を発見です!

今後、子供用のワークブックを作って売ったりできないかなぁ、

と計画しています。

保育園プロジェクトは、次回が最後の訪問。

少女たちのどんな才能が見られるか、毎回楽しみです。

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