JICA海外協力隊の世界日記

住まなきゃ見えないフィリピンの深~いとこ日記

ところで、配属先ってどんなとこ?

私の配属先は、Rizal Experimental Station and Pilot School of Cottage Industries という非常に長い名前なので、RESPSCI (レプシー)と、親しみを込めて呼ばれています。マニラの東 10 キロのパシッグ市で約50年、中高一貫の技術訓練専門学校として2300 人の中学生と 100 人の教師、500 人の高校生と 19人の教師が日々奮闘しています。

その中で私は、調理科の先生達に、正統な日本料理を教えています。彼らにとっては全てが驚きで、興味深い事のようです。私が一番驚いたのは、何気にリンゴの皮をむいていたら、気付くと大勢に囲まれて、何と拍手喝采を浴びていました。彼らはまるでマジシャンを見るがごとく私の手元を見ていました。そもそもリンゴの皮をむくという概念がない。超カルチャーショ!!!

月曜日の朝は、6時30分には、国旗の掲揚、国歌斉唱、厳粛な朝礼、毎日7時から1時間授業が始まり、2時間目終了後15分休憩、4時間目終了後30分昼食、午後は7時間目終了後3時帰宅。部活なし、掃除なし。部活はともかく、掃除はしましょうよと、背中で教えるがごとく、せっせと掃除するのですが、生徒には、あまり響いていないようです。日本の幼稚園から高校までの掃除教育、改めて脱帽。人は、掃除をすることにより、正しい道に導かれる。特に、トイレ掃除。

9月に、行われた避難訓練。世界共通なんだと納得したのもつかの間、なんと毎月一度は、突然になるサイレン。防災頭巾がないなら、せめてヘルメットは用意した方が良いですよ。しかしながら、調理実習している時は、無視です。ごめんなさい。

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