JICA海外協力隊の世界日記

住まなきゃ見えないフィリピンの深~いとこ日記

予定と書いて、未定と読む

本日は、突然の休校です。なんと夕べ知りました。お願いします、早く連絡くださいね。2週間前には、突然に大統領が、明日はみんな休みだぁ~と宣言。彼にとってはとても大切な日だったようですが、国民はみんな大慌てで連絡網を回し、てんやわんやでも、無事に混乱もない休日でした。私の日々の生活の中でも、約束という概念が、希薄だと感じ事が多々あり、信頼関係を気づく弊害となる場合があります。予定と書いて、未定と読む。

The 5A「慌てず・焦らず・諦めず・当てにせず・そして明るく」これは、尊敬するJICAフィリピン所長 坂本威午氏の格言です。JOCVのあるべき姿と、進むべき方法を照らしてくれる名言です。この言葉に背中を押されながら、ボランティア道を邁進してます。

前置きが長くなりましたが、今回は、公開調理実習授業を、紹介していきます。まず始まりは、餃子でした。しかしどこを探しても餃子の皮がありません。一から作るしかないのですが、通常は、強力粉と薄力粉を半々づつ合わせます。しかし日本の強力粉とはかなり違う性質で、試行錯誤の結果、中力粉が最も使い勝手が良いし、安価でした。研究の成果があり、生徒も興味深く取り組んでいました。

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次の公開調理実習授業は、日本独自のサンドイッチというテーマに、選んだのはカツサンドです。調べる中でトンカツとキャベツをパンに、挟むのは日本だけでした。すべての年代に好まれている卵サンドも、フィリピンでは、あまり見かけないのでとても好評でした。

Meet Ate Yoshimi, a JICA volunteer in the Philippines|Let's make katsu sando.

私の頭上には、大きな鏡があり手元が良く見えるようにと、学校で用意してくれました。生徒40人と見学者10人が参加し、生徒には前もってMessengerで、レシピが送られます、しかしあまり事前学習はされていませんが、熱心に興味深く参加してくれるのは、とても嬉しいです。

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