JICA海外協力隊の世界日記

住まなきゃ見えないフィリピンの深~いとこ日記

ここは、本当にフィリピンですか?

フィリピン在住1年を記念して、マニラから北上するアドベンチャーを企画する。我が家から車で30分のクバオから、旅はスタート。バギオまでバスで7時間。いきなりの涼しさに、「え~ぇ、ここは、本当にフィリピンですか?」な・な・なんとホテルにエアコンが存在しません。1年を通して涼しくマニラの野菜は、ほぼここで生産され、運ばれます。

山の斜面には、所狭しと棚田が繋がる、ライステラスは、圧巻です。田植え前の棚田に、朝日がさすと、棚田が一枚の大きな鏡になり、朝日を映し出す様が、神々しいと人気のスポットです。

40分ほどジプニーに揺られて、アシン温泉にやって来ました。数ある温泉の中で、最も素朴な温泉に巡り合うことが出来、幸運をゲット。泉質は、無味無臭、アルカリ泉、程よく温まり、結構なお湯加減でした。やはり、マニラとは違い、素朴で人情味に溢れ、バーベキューに誘ってくれるほどフレンドリーな人々と触れ合い、癒される思いでした。旅に温泉、王道です。

山岳地帯を、1日かけて、見事に横断しながら、最終目的地ビガンに到着。ここの気温は、正にフィリピンでした。極暑なり。スペイン統治時代の街並みが、馬車と相まって時空を超えたかのような雰囲気を醸し出していました。穏やかな南シナ海を、雨の合間に堪能し、旅を終盤に、しかし、帰りは、トイレのないバスに12時間揺られながら帰路につきました。フィリピンの違った魅力に、触れる旅でした。次回は、ルソン島の南をご紹介します。こうご期待あれ・・・

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