JICA海外協力隊の世界日記

住まなきゃ見えないフィリピンの深~いとこ日記

こっそ~り 覗いたお弁当~あるある

皆さん、お久しぶりです。

2か月間の夏休みが終わり、新学期が始まり、早3週間が過ぎ、生徒も新しいクラスに、段々慣れた今日この頃、私は、衝撃的な現場に遭遇しました。

フィリピンでは、ミリエンダと言う風習が、今も脈々と受け継がれています。それは、午前9時と午後3時に1時間程休みを取り、おやつを食べます。しかし、日本のおやつとは違い、軽めの朝食と言ったところでしょうか。トータル5食です。1日2食の私は、コーヒーで参加します。

上記の写真は、14歳の中学生のお弁当です。おかず無しの白いご飯の上に、ココアパウダーを振りかけて、ランチの出来上がりです。この後、生徒は、あっという間に完食し、傍らにいた教師は、「たまに食べたくなるのよね」と、口を開けていました。

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15人のお弁当を、こっそ~り覗いて見ましたが、野菜の姿を発見することは出来ませんでした。ほとんどの生徒のお弁当は、300g~400gほどのご飯と、肉と卵で構成されていました。

ある日の私のランチ。鶏むね肉とトマト、空心菜の炒め物、豆と人参の和え物、赤米。生徒のお弁当と比較すると、ご飯とおかずの量が逆転している。フィリピンでは、ご飯の摂取量が、日本の3倍で、野菜の摂取量が、1/5ほどだと感じます。肉中心の食生活から、野菜中心の健康的な食生活に、移行できるように、指導していきたいと考えています。

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