JICA海外協力隊の世界日記

住まなきゃ見えないフィリピンの深~いとこ日記

え~ぇ 本当ですか?と 息をのむ瞬間

やはり、まず息を吞んだのは トイレです。

トイレットペーパーは常時持ち歩くことは必須ですが、決して便器の中に捨ててはいけません。配管が狭い為詰まってしまい大惨事になるそうです。紙は、必ずごみ箱に捨てます。しかし、現地の方は、紙を使わずに隣にある水鉄砲できれいに洗い、お尻をプルプルと振るそうです。目ざとい方は気づいたかもしれませんが、この写真のトイレ何か変じゃありませんか?そうです!なんと便座がないのです。有名な観光地の綺麗なトイレでも便座がない事が往々にしてあります。息を呑んだ後は笑うしかありませんね。(笑)

次に、息を呑んだのは

ゴミ捨てルールです。基本要らない物は全てがゴミ。なので一つのゴミ袋に全部入れて捨てます。日本人の感覚では、罪悪感を振り払うことが出来ずに、このルールを実行できるまでに長い時間が必要でした。「郷に入れば郷に従え?」この国が抱える大問題です、簡単には解決できませんが。生ごみだけは、地中に埋めたいと要望しましたが、理解を得るまでには、長い道のりでしょう。

でも、ホッとした瞬間

私の住居では、ゴミは3つに分類されます。濡れている物、乾いている物、リサイクルできる物、何と意識が高い事でしょう。フィリピン政府がゴミの分別の大切さにいち早く気づき、人々がそれを習慣化できる日が来るように、祈りながらゴミの分別に励んでいます。

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