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エンカルナシオン日本人会事務局長のTさんの依頼を受けて首都アスンシオン旧市街中心部のパルマ通りで活動をしてきました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

前回の「冬祭り」がTさんとの最後の活動だと思っていたのでもう１度ごいっしょできるなんて喜びもひとしおです！

ここだけの話、あまりの嬉しさに仕事の詳しい内容を確認するまでの間、同日にパラグアイで開催される「ＣＯＰＡＮＩ(スペイン語のConvención Panamericana Nikkeiの略)、日本語ではパンアメリカン日系人大会」関係の仕事だと勘違いしていたくらいです(≧∇≦)

今回は「フェリア・パルメアール」というパルマ通りに多数の店舗が出店することで街の活性化につなげようという企画への参加です。

パラグアイではたいへん貴重な「茶室」や移住の歴史を映像や写真、興味深い展示物等で楽しく理解できる「アイデンティティセンター」を有し、季節の「祭り」をはじめ様々なイベントを多数開催しているエンカルナシオン日本人会のPRが重要な目的です！

日本文化の要素が強く感じられる私たちの出店コーナーで、Tさんは手作りの販売品やおいしい抹茶とミルクで作った冷たい抹茶オレを積極的にお客様に進め、

私は集まってきた子どもたちといっしょに折り紙をしました。

アニメのキャラクターの編みぐるみも行き交う人々の目を惹きつけています。日本で人気のキャラクターはここパラグアイでも大人気です！

ＣＯＰＡＮＩに参加するため、アスンシオンに滞在中のエンカルナシオン日本人会会長のＮさんをはじめ、お世話になった懐かしい人たちもお店に顔を見せてくださいました。

Tさんの親戚の方や友人、知人も立ち寄って声をかけてくださいます。

私が何度もお世話になったパラグアイの友人も娘さんといっしょに来てくださいました。

エンカルナシオン他各地域やこの出店の企画・執行関係の人たちもにこやかに各店舗を回っていらっしゃいました。

どうかこの出店を機にエンカルナシオン日本人会に多くの方々が訪れてくれますように♡♡♡♡♡♡♡♡

Tさんは私が講習を行った「茶花」をずっと続けてくださっています。

いつ訪れてもこの立派な茶室にはTさんの茶花があります。

健康管理員のＷさんが訪問された際も可憐な花が置かれており、Ｔさんは「宮村さんから教えてもらった」と言ってくださったそうです。

なんとありがたいことでしょう( ；∀；)

「茶花」を続けてくださっているだけではありません。

エンカルナシオンでの活動中はもちろん、私が配属先や各地で活動している時も折に触れ優しく気遣う言葉や心が和む写真を送ってくださるのです。

それもなぜか絶妙なタイミングで!!!

たとえば、いつもの私らしい笑顔になれない日や少し落ち込んでいるような時に、、

気持ちが通じ合うとか、「以心伝心」とはこういうことを言うのですね。

間違いなくTさんの優しい思いやりがあったから私は２年間頑張ることができました。それほど私にとって大切な人なのです。

Tさんと初めてお会いしたのは着任直後に配属先のK事務局長さんといっしょにご挨拶まわりで訪れたときでした。

ご覧の通り私たちJICAパラグアイ事務所がらいただいたお揃いのポロシャツを着ています。

なぜならTさんはその時JICAナショナルボランティアとして活動していたからなのです。

エンカルナシオン日本人会事務局長の重責を担っていたTさんですが、私と出会った時はその職務を一旦他の方に任せ、ナショナルボランティアとしての任務を優先されていました。

以前こちらのブログに「感謝を伝える大切な日」というタイトルで活動１年目の中間報告会について掲載しました。ちょうどその日、Tさんの活動最終報告会の日でもありました。

膨大な写真、充実した発表の内容や参加された人々からのたくさんの賞賛の言葉から任期中にいかに多くの活躍と貢献をされて任務を全うされたかが伝わってきました。

その後再び事務局長として日々忙しく職務をこなされています。

ご挨拶まわりから間もなくパラグアイ初の「茶花講習会」の活動要請を受け、エンカルナシオンのたくさんの参加者様に向けて実施したのですが、、、

それ以来ずっ〜と生け続けてくださっていたのです!!!

「足で生ける」の言葉通り、日本人会の広い敷地やご自宅周辺から探し当てた季節の草花を切らすことなく生け続けることは決して容易なことではありません。

「茶花」という日本文化を大切に思ってくださっていることに心から感謝します。

さらにありがたいことに折に触れその写真を送ってくださるのです。⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩

茶室の床の間だけではなく１階入り口のアイデンティティセンターの前にも、、

また茶花のお知らせだけではなく日本人会の敷地に美しいお花が咲いた時もいち早くお知らせしてくださいます。

こんな素敵な花の便りが届いた日は、少しぐらい辛いことがあっても笑顔で乗り越えられます！

あっという間に爽やかでご機嫌な１日に変えてしまいますヽ(^o^)丿

そして私も大好きな職場の庭の様子を写真に撮って送ります。

エンカルナシオン日本人会に住む２羽のフクロウや、お隣りのイタプア県のラパスの満開の桜の様子が送られてきたり、、、

時には写真なしで「おはよう」「元気？」とか、

それぞれが先の見えない暗いトンネルで立ち止まった時だって、、　　　　　　　　　

何度かやり取りをするうちに光が見えてきます。

そんな心温まる交流を続けさせていただきました。

そんなかけがえのない大切な人と最後にもう１度活動ができたことに心から感謝します。

Tさん、ありがとうございました。