2018/06/04 Mon
文化
アムリトサル
Jナマステ!
5月末に、休日を利用して他のJICAボランティアたちと一緒にパンジャブ州アムリトサルに国内旅行に行ってきました。
アムリトサルは、デリーの北西約500キロに位置しており、電車で約6時間ほどかかりました。なぜ、ここに観光に行ったかというと、ここは、シーク教の聖地であるゴールデンテンプルがあるからです。シーク教は、インドでは、約2%の人が信仰していますが、ターバンを巻いていて、立派な髭を蓄えた信仰者といえば、分かりやすいかもしれません。日本の中では、インド人といえば、ターバンを巻いた人々というイメージですが、実際には、インド国内では、かなりの少数派になります。
アムリトサルに到着すると、すぐにゴールデンテンプルに向かいました。お寺は、もちろん入場無料なのですが、入場する前に靴を預けて、裸足になります。また、ターバンやバンダナで髪をしっかり覆い隠しておかないと入場を拒否されます。私は、うっかり、バンダナをし忘れて入場しようとしたら、体格のいい威圧感のある門番に厳格に注意されました。門番は、鋭い槍を持っており、怖かったです。
入場すると、キラキラ輝く黄金の寺院に心躍りました。また、寺院は、不死の池に囲まれており、ここで沐浴を行うとご利益があるとのことで、多くのシーク教徒は、沐浴を行っていました。寺院内は広く、歩いて回ると、神聖な雰囲気を感じることができました。さらに、この寺院の目玉は、誰にでも無料で食事を提供する事です。私も、食べてみましたが、本当においしく、おかわりも自由で、ついつい食べ過ぎてしまう程でした。シーク教の温かいおもてなしの心を感じることができました。
また、夜にも訪問しましたが、夜は、ライトアップされており、より神秘的な雰囲気が増していました。残念ながら、黄金の建物は、長蛇の列で入場を諦めましたが、次回行ったら是非入りたいと思います。
インドに来るまでは、アムリトサルという名前を聞いたことがありませんでしたが、本当に素晴らしい場所で心が洗われるようで、よい気分転換になりました。インドには、まだまだ、宝物のような場所が多くあるので、休みがあれば、魅力的な場所に足を運びたいと思います。
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