JICA海外協力隊の世界日記

Jの日々 in デリー

インドの柔軟性に感謝

ナマステー!!

デリーは、徐々に暖かくなってきてました。もうすぐ春です。最後の難関、デリーの寒い冬を乗り越え少しほっとしています。

さて、任期満了まで残り4か月程となり、活動に取り組むと共に進路にも真剣に向き合わなければならない時期となりました。私は、協力隊終了後、国際協力関係の仕事を志望していますので必然的に英語の証明書が必要となります。そこで、3週間前に、IELTSという語学試験を受験してきました。今回は、その受験時で起こった出来事をお伝えします。

受験前、私は2か月ほど毎日約2時間勉強を重ねてきました。家の中では、誘惑に負けやすい私にしては十分な準備をしてきました。といいますのも、実は、2ヵ月前にもこの試験をほぼ無勉強で勉強し、目標のスコアに達しなかったため今回は、目標を達成するべく必然的に机に向かわなければなりませんでした。

試験当日、緊張のせいか、のんきなせいか、かなりの余裕をもって起床してしまい焦りながら試験会場に向かいました。会場は自宅の近所だったのでなんとか開始20分前に到着しました。しかし、残念なことに試験会場のホテルは、実はチェーンホテルでデリー各地にあり、私が到着したホテルは試験会場ではなかったのです。本当の試験会場は、到着した場所から、急いでも30分かかり、確実に受付終了時間に間に合いません。約2万円をどぶに捨てるには、悔しすぎるのでダメ元で焦りに焦りながら会場に向かいました。

会場に到着したのは、受付終了時間の30分後、絶望しました。日本であれば、間違いなく受験する事は不可能です。しかし、、ここはインドなので必死に交渉に交渉を重ねました。諦めたら試合終了です。すると、ある職員が「まだ、ぎりぎり試験自体は始まっていないから、行け!」といってくれ、100人以上いるインド人の受験者から白い目で見られましたが、なんとか席にたどりつき受験することができました。

そして、テストは思いのほかよくでき、なんとか目標のスコアを取得しました。本当にインドの柔軟性に感謝感激です!!!!インド人のサービス精神、やさしさに感動しました。インド人の臨機応変な判断に助けられました。

そして、私の怠慢さにがっかりです。。。今後は、この反省を活かして生活を送りたいと思います。

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