JICA海外協力隊の世界日記

大自然の中で生きる

16 現在のパプアニューギニア理学療法士の現状

こんにちは。ナガミネです!!

本日はパプアニューギニア理学療法士についてお話ししていきます。

まず理学療法士というのはゲガや病気を患った方々の早期社会復帰をサポートするお仕事です!!

言葉で説明してもピンとこないですね笑  もし気になる方は画像などを検索してみてください。  イメージしやすいと思います( ^ ^ )/

現在日本には10万人近くの理学療法士が全国の病院、クリニック、ジム等で働いています。 10万人!!??

多いですよね? 私も少し多いと感じています笑 ですがこれだけの数の理学療法士が存在するということはそれだけ日本国民はリハビリを十分に受けることができるということになります。

 では本題!!パプアニューギニアの理学療法士の現状は???

現在のパプアニューギニア国内の有資格者は70人程度で実際に働けている人はこの半分の30〜40人程度と言われています、、、、、

30〜40人!!??    少ない!!

と思いますよね?私もそう思います。

実は日本でも理学療法士という仕事は戦後に入ってから開始されており、まだ歴史は浅いんです。戦争で負傷した多くの人たちを一刻も早く社会復帰させようと理学療法を実施したのが始まりと言われています。戦後数十年は理学療法士という仕事は認知度も低く仕事場も病院に限られていました。

パプアニューギニアでは理学療法士の大学が国に一つしかなく、まだまだ歴史も浅いため社会的に理学療法士という職種の認知度が低く仕事場所が少ないのが現状です。(現在は州の病院のみ)

これから毎年30人程度の新しい理学療法士がパプアニューギニアで生まれます。その子達の未来のためにもパプアニューギニア理学療法士の職域の拡大が必要不可欠になってくると思います!!

新型コロナウイルス問題の影響で現在日本への一時帰国中ですが、大変な今だからこそ日本で自分の出来ることを探して私も少しでも力になれるように努力していきます( ^ ^ )/

本日は簡単にパプアニューギニアの理学療法士の現状をお話ししました。

それではまた!   SEE YOU AGAIN. ルッキムユーゲン

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