2023/04/21 Fri
人 文化
マラウイ湖に浮かぶ島①
こんにちは!マラウイでは雨季も終わりを迎え、青々としていたメイズ(トウモロコシ)畑も収穫されて、辺りはすっきりとした景色になってきました。
今回は、イースター休暇を利用してマラウイの秘境ともいえるマラウイ湖に浮かぶ島、リコマ島へ行ってきたので紹介したいと思います。
リコマ島はマラウイ湖北部に浮かぶ島で、東に見えるモザンビークの領海に囲まれていて、マラウイの飛び領地となっています。
リコマ島へはマラウイ北部のカタベイというところからフェリー(8時間くらい)もしくは高速船(2時間)でいくことができます。今回は時間を優先して高速船を利用して島まで行きました。
こちらが今回利用したLikoma express。おそらく最大で20人前後乗船できます。乗り心地も良かったです!
今回泊まったUlisa Bay Lodgeには陶器を製造、販売しているPottery(ポッタリー)があります。マラウイには何カ所かこういったポッタリーがあり、それぞれ特徴があって面白いです。
この方はこのポッタリーで一人で陶器を作ってらっしゃいます。以前は他のポッタリーのオーナーをしていてほとんど作品は作っていなかったそうですが、現在は島でのんびり陶器を作れて幸せだとおっしゃっていました。
悠々自適でこんな生活してみたい!と思わせてくれる素敵な紳士でした!
島の中を歩いていると、たくさん声をかけてくれます。ちょうどお昼ご飯を食べている家族のそばを通りがかって、あいさつすると「カリブ?」と声をかけてくれました。Kalibu(カリブ)はマラウイのシェアする文化を象徴するような言葉で、食事をみんなで分け合って食べることを意味します。カリブを通してマラウイの人たちが支え合って生活していることを実感します。
トプトプというフルーツを子供達が食べていたので、どこにあるの?と聞くと農園に連れて行ってくれました。このフルーツを買いたいと尋ねると、少しならあげるよと2‐3個もぎってくれました。優しい。
このフルーツ、日本ではあまり見ないと思いますがカスタードアップルという名前で南国のフルーツらしいです。味はすごく甘くて梨のような感じです。とてもおいしいので機会があったら食べてみてください!
島の人たちはとても笑顔が素敵で写真も快く撮らせてもらいました!
この島でマラウイの温かい心、Warm Heart of Africaをたくさん感じることができました!!
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